質問【記事番号:6477】

2017年12月18日

水素社会とはどのようなものですか。

 「水素」は水や多様な一次エネルギー源から様々な方法で製造することができ、「エネルギーの多様化」に資するとともに、利用段階においてはCO2を排出せず、高いエネルギー効率を誇るなど環境負荷の低減にもつながり、将来の二次エネルギーの中心的役割を担うことが期待されています。

 

 我が国では、こうした水素は工業分野では長く利用されてきましたが、更に新たな分野での利活用に向け、都市ガスやLPガスから取り出した水素を活用して発電や熱供給を行う「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム(エネファーム)」が2009年に世界に先駆けて市販開始されました。

 

 また、水素を燃料として利用時にはCO2を排出しない「燃料電池自動車」も2014年に販売がスタートし、「水素ステーション」の整備も進められています。

 

 そこで、国においては、目指すべき目標とその実現のための産学官の取組みについて、時間軸を明示した「水素・燃料電池戦略ロードマップ」をとりまとめ、今後、戦略的に制度やインフラの整備を進め、水素を日常の生活や産業活動で利活用する“水素社会”の実現を目指すこととしています。

 

 徳島県においては、地球温暖化対策の切り札として水素グリッドの導入に取り組むこととし、長期的には自然エネルギーによるCO2フリー水素の製造・利活用を見据えつつ、まずはその第一歩として燃料電池自動車の普及、水素ステーションの整備を実現するため、平成27年1月に産学官の関係者からなる「徳島県水素グリッド導入連絡協議会」を設置しました。

 

 そして、燃料電池自動車や水素ステーションの普及目標のほか、本県の2030年における水素社会を展望した「ロードマップ」、エネルギーの「地産地消」に向けた施策展開、災害時における「非常用電源」として活用方針などを盛り込んだ「徳島県水素グリッド構想」を平成27年10月に策定しました。

 

 水素エネルギーの活用は、未来へつなぐ「環境首都・新次元とくしま」の実現とともに、「地方創生」、ひいては「日本創成」の礎となることから、徳島県が全国の先頭に立ち、「一歩先の未来」である「水素社会」の早期実現に積極的に取り組んでまいります。

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