平成16年度 徳島県立図書館協議会(第2回) 会議概要

2009年9月29日

 


平成16年度第2回徳島県立図書館協議会の概要について



日 時    平成16年12月10日(金) 午後1時30分~午後3時30分
場 所    徳島市八万町向寺山 徳島県立図書館 集会室1
     
出席者
(1)委員        6名   
   木村  潤   小松島高等学校長・徳島県学校図書館協議会(会長)

   小林 勝美   阿波学会会長・徳島考古学グループ代表
   小林 陽子   日和佐町社会教育委員
   佐々木 茂   NHK徳島放送局長・徳島県社会教育委員
   篠原 信子   四国大学文学部教授
   山野 明美   徳島県朗読奉仕員・徳島県点訳奉仕員
(2)県教育委員会生涯学習課 1名 事務主任
(3)県立図書館 6名 
      館長、副館長、主幹兼奉仕第一課長、主幹兼総務課長、

      奉仕第二課長、主事
 内 容
  1 開会
  2 挨拶
     徳島県立図書館長聰
  3 議事
       (1)役員選出
      会 長  小林 勝美 委員(新任)
      副会長   山野 明美 委員(新任)
(2)報告事項
   平成16年度事業実績(概要)について           
   平成15年度及び16年度利用状況について
(3)協議事項
           図書館利用者アンケート調査結果について

(4)その他
4 閉会

【議事内容】
 ○ 報告事項
   (事務局より平成16年度事業実績の概要及び平成15年度及び16年度利用状況について説

    明。)



(委員)おはなし会の人数が少ないのはどうしてか。これはいらっしゃっている子どもさんだけの数のカウントか。
               
(事務局)子どもだけである。
               
(委員)今度のクリスマス会は。
               
(事務局)クリスマス会も、スペースの関係上、定員は80名である。
               
(委員)平日なのはどうしてか。
               
(事務局)どうしても土日は職員の体制が薄くなるので、なかなか行事が組めないということはある。
               
(事務局)それと、おはなしの部屋は小さい。声が通る範囲なので、そんなに大勢ではない。
               
(会長)保育所や幼稚園に行っていると、月曜から金曜の実施では来られないのか。
               
(事務局)幼稚園児でお昼までであれば、お母さんに連れられて来ている人もいる。ここは子ども1人でとても来られない所なので、お母さんがフリーの方がほとんどである。
               
(委員)リピーターの方も多いのか。固定のメンバーか。
               
(事務局)そうです。
               
(委員)私はここのは見ていないが、県立のおはなし会の特色はあるか。
               
(事務局)特にない。どこも同じような感じである。
               
(副会長)ただ、おはなし会のところに、紙芝居と書かれているが、こちらには職員の方が作られた大判の紙芝居がある。これは実に素晴らしいものである。それが貸出が常に可能かどうかを一般の方にアピールして下されば、本当にいいものがあるから、おはなし会だけで使うのはもったいないなという気はしている。
               
(事務局)貸出はしている。全県民にではなくて、それぞれ市町村の図書館に向かってPRはしている。おたくの地区で、何かする人があれば言って下さいと。
               
(会長)それぞれの拠点の地域とうまく競合していけたらと思う。

  •   16年度の事業実績について、羅列されているが、図書館としては講演会や研修会はどういうものか。
               
(事務局)講演会は、文学講演会が年1回。子どもが対象の児童文学講演会が年1回。
それから児童文学講座ということで、年2回ほど実施している。
               
(会長)対象はどういう人か。
               
(事務局)文学講演会や、文化講演会、児童文学講演会は大勢の方にPRするが、研修会や講座は、だいたいが市町村の職員、あるいは文庫活動をしているような方をターゲットにした講座になっている。
               
(会長)このあたり、図書館協議会から見て、学校と県立図書館との関連で何かご意見ございますか。
               
(委員)学校図書館との連携というか、特にオンライン化ができれば、借り出しがスムーズに行くかなと。研修センターが今度は総合教育センターになって、できやすくなったのかと思うが。ネットワーク化はどのように進むのか、計画的なものがおありか。
               
(事務局)ネットワークの定義がいろいろあろうかと思う。各学校にはパソコンをお持ちだろうから、県立図書館にどういう本があるかを見ることはできる。ただ相互に、例えば高校にある本を、私どもが見るというシステムにはなっていない。
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        県下の市町村の図書館どうしでもそれはまだできていない。県立図書館の蔵書を市町村の図書館が見て、県立図書館に予約をかけて借りるという一方通行的な手続きはできているが、双方向的なシステムという形にはなっていない。むしろ逆に言えば、学校や市町村側の方に、それぞれの経費の負担だとか、いろいろ困難な問題も出てくるかもしれない。例えば県の方で全部丸抱えでシステム化をせよというのは、おそらく現実にはあり得ない話だろう。
               
(会長)海南の場合には、学校図書館の司書との連携もとれていて、生徒達がこういう本が読みたいと言った時に、司書が町立図書館の方にアクセスすれば借りられるような話をしていたが。 
               
(事務局)海南の場合は、海南町として、町立図書館が海南の小中高校をまとめている。
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        それに近い形で、今、鳴門もそれをやりかけている。どこかに中心になる所があって、あるいは熱心な職員がいて、代行してくれるのであれば可能である。
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        その中で図書館は出てこない。図書館でそういう展示をしているというのを、なぜ入れないのか。
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        次の資料6から8ページで、入館者や、貸出冊数が昨年度より1万冊近く減っているようである。徳島県立図書館は、全国でも非常に入館者数が多いという評価であり、同時に、貸出冊数や購入費は、他の図書館からうらやましがられるほどのものであるが、そのあたりについて、何かご意見ありませんか。
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        昨日、県立図書館のホームページにアクセスしてみたら、開館の時間が朝9時30分から5時になっている。サイトの中に県内の図書館がリンクされているので、全部見てみたら、5時で終わる所は非常に少ない。中心となる所が、5時では問題なのではないか。最近財政難等いろいろあり、公立の所もサービス向上ということが求められている。コスト的に人員配置が要るので負担が大きいことかとは思うが、何か工夫をして、時間延長等を考えられた方がよろしいのではないか。  
        それから、私はここの図書館にあまり来たことがなかったが、まず図書館の入口に来ても、ここは図書館であるという表示がない。あまりでかでかと文字を書きまくるのも、趣味のいいものではないが。初めて来られた方がすぐに分かるような何かがあれば、いいんじゃないかと。
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        文化の森全体については、たいへん利用者が多いということもあり、先ほどの展示スペースの話もあるが、全体でうまく効果的に相互の活用をして、相乗効果を狙った展示方法なり貸出方法なりといったことがまさに文化の森の特長ではないかと思うので、今後とも他の館と協力しながらやっていきたい。
        それと、NHK支局長のお話があったが、たいへんお世話になっている。PRだけでなく、17時台の地域のお知らせのコーナーで、図書館の職員が出演して、本の案内をする時間帯を設けていただいており好評のようなので、さらにいろんな形で引き続きご協力願えたらありがたいと思っている。よろしくお願いします。
      公立図書館の設置及び運営上の望ましい基準」(文部科学省告示第132号)により、図書館  サービスについて点検評価を行うため、今年7月に図書館利用者(中学生以上を対象)へのアンケート調査を実施した。その集計結果の概要を説明した。
                     
      それはそれとして、新聞紙上やテレビで、図書資料の紛失が報じられていた。
      図書館としては警備員を増やし、アンケートの中には取り締まりされているようだという雰囲気もあるが、不特定多数の県民が利用する以上、不可欠な問題である。そこで、図書を閲覧し利用するためには、個人としてのマナー向上が必要である。マナー向上のために図書館として、どんな対策を講じて高めてきたか、またやろうとしているのか。
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        それから、よく借りられた本で、あまり汚れているのは、思い切って本を新しく買うとか。予算が限られている中で、同じ本を2冊というのは難しいかもしれないが、借りられる方がちょっと不愉快かなと。それと、ホームページが今後重要となってくる。先ほど申し上げたように、利用しやすいものに改善していくことと、利用していないという方が半数以上いるが、使い方がお分かりにならない方もいる。お教えしますということが書かれてはいるが、もう少し徹底すればサービス向上になるのではないか。あと、配架の図が何カ所かあるが、もっと見やすいものを。配架図の紙にしても、小さくて見づらかった。入口のどこかに見当が付くように。
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        紛本対策については、全国的に悩んでいる。BDSを導入してもなかなか根本的な解決には至らない。大阪市立図書館では、切り取りや書き込みの多い雑誌類は全て書庫にしまい、貸出をしなければ見られないようにして注意喚起を図っている。我々としても、マナーについてはごく常識的な内容について注意書きをして、言葉ではよほどのことがない限りしないが、ごく一部の人が他の方に迷惑をかけてはいけないので、できるだけそういった形で今後とも注意をしていきたい。もしくは毅然とした態度でというお話になると、大阪市のように収蔵しながら注意喚起を図るといった方向も考えていかなければならない。それから、年報については、その年の実績についていろんな取りまとめ方法があると思うので、内部で協議したいと思う。いずれにしても、いただいた内容については、我々としても十分検討して、できることからめいっぱい早く着手していきたい。予算も非常に厳しくなっており、ハード関係はなかなか難しいが、せめてソフト関係、心構えも含めて充実してまいりたいと思うので、今後とも引き続きよろしくお願いします。
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    (事務局)市町村の図書館を経由で検索した上で、県立図書館の本を借り出すということはできる。先ほど(会長)からも話があったが、各市町村の方で、どこまで熱心に介添えをするかというところはあるかと思うが。
                   
    (委員)逆に言えば、学校側ももうちょっと市町村図書館にこちらから連絡連携をとるなりのことをしなければならないということになる。
                   
    (会長)それでは、展示事業についてどうでしょうか。今行われている「絵本作家の美術館めぐり」について、関心を持たれて見ておられる方はどういうふうに理解されているのか。
                    
    (事務局)今回は、たまたま美術館がいわむらかずおさんの展示をするので、ここが文化の森のいいところと言うか、美術館の主催していることに対して、図書館ができるPRという形でしている。長期間なので、途中で展示がえをしている。
                     
    (会長)新聞でも毎日、文・博・美と展示のコーナーを設けて、内容を報じている。               
    (事務局)図書館というのは、来て利用していただく方が主で、展示は従だという感覚を職員は持っていると思う。
                   
    (会長)そうではないのではないか。文化施設として、県民にどう内容を見てもらい、広めていくか。もう1つ、最近文化の森でも、展示の開設日を宣伝しているが、一利用者として見た時に、説明の機会と同時に、もっと宣伝があっていいのではないかと思う。
                   
    (事務局)展示事業については、他館のように毎日PRしているわけではないが、始まる前に一応の広告はしている。それと、美術館や博物館は、展示そのものが主の事業ということもあって、図書館としてはそんなに展示事業について労力を割いてないというところはあるかと思う。
                   
    (事務局)予算的にも、博美は調査研究事業と展示事業のメインが2本立てであるが、図書館は、レファレンスという参考サービスの部分と貸出閲覧の2本立てである。重複している部分は若干あるが、図書館と博美とはいわゆる売りは異なる。
                   
    (会長)いや、レファレンスという言葉は、僕は違うと思う。レファレンスというのは、図書館なら図書館が所有しているいろんな財産や資料を、全国の人や徳島県民が調査研究をする、あるいは資料を調べたりする時に、職員を通じて提供したり、貸し出したりする。レファレンスの場合には目的を持った人がやってくる。しかし展示や講演会は、広く不特定多数の県民の方々に見てもらう。そのためには、職員は奉仕精神を持ってするのが僕は第一だと思うが、他の方どうですか。
                   
    (副会長)私は、図書館側の主張はよく理解できるが、そういうふうな主張を全ての方が理解してやってきているかというとそうではない。入ってきて展示場に何もない期間があるということは、非常に寂しいものがある。これは1つの意見だが、展示ということも考慮していただけたらと思う。
                   
    (事務局)文化の森の県立図書館の特長として、5館がいっしょにある。他県は独立した図書館が多いが、本県は5館近くにワンセットであるので、展示スペースがトータルで非常に多い。それぞれの館の特徴を活かした展示や催しと、それに図書館独自の力を併せて、他県の館にないようなものができていったらいいなと感じている。
                   
    (会長)結論をいただいたようだが、県民が図書館に来れば何かが見れる、あるいは文化の森へ来れば、何か催し物が毎日あるというところで、同時に5館が連携をされていくということでお願いする。               
    (委員)そんなに入館者の数は、毎月多少の増減があってもあまり気にされない方がいいんじゃないか。今年のように台風が来て週末にやられると。そういうものだと(事務局)もたぶん受け止められているとは思うが。
                   
    (事務局)入館者数については特には。ただ、貸出を利用される方が減っているということと、貸し出す本が減っているというのは、図書館としても非常に。
                   
    (委員)数字は多少の増減があるものですから。根本的な何か理由があるのであれば、何か対策を講じなきゃならないが、そうでなければもうちょっと長い目で見た方がいいんじゃないかと。先に戻るが、さっき(会長)も言われたように、何か県立図書館でイベントがあれば、ぜひ私どもも積極的に協力させていただく。NHKも、こちらでいろんなイベントをやっていると県民の方にPRをするお手伝いをできると思うので、どうぞご遠慮なく言っていただけたら。
                   
    (委員)人数については、しばらくその推移を見ていく必要があると思う。               
    (事務局)建物を出た所、1階の出口の所の右側にはかなり大きく書いてある。図書館サイドとしては、駐車場から車を降りて真正面に大きな看板があった方がいいと主張したが、結果的には通らなかった。文化の森のいわゆる総合公園としてのデザインということを重要視された。それは他館も同じである。
                   
    (委員)私は仕事がホール専門で、ホールといっしょにしてはいけないが、入ったところはとても大事である。美術館やホールは美しいエントランスがあるが、図書館はデザイナーの関係か、誘導がウェルカムではない。いつも入口でたじろぐ感じがある。展示も非常に飾りにくいのを頑張っていると思う。
                   
    (事務局)ここの設計者の基本的なコンセプトは、2階が入口である。1階の入口は地下通用門というもので、1人ずつしか入れないようなドアにしてある。
                   
    (委員)そう言われたら分かる。2階は入ったとたんに本があるが、1階は階段と廊下と陳列ケースみたいな形で、入った時にはいかにも図書館らしさがない。そのコンセプトが分からなかった。
                   
    (会長)確かに文化の森も15年も経過してきている。私もここにいた関係で、非常に不便な場所だというお叱りを受けることは未だにある。今いろんなご意見をいただいて、展示に関して、いかに報道機関を通じて県民にPRをするかという問題をどう考えられるか。あるいは閉館時間はどうあるべきか。また、文化の森というものを含めた図書館という位置について、一言締めくくりを。
                   
    (事務局)たいへんありがとうございました。展示のスペースがあるということで、実は恥ずかしながら、今の今まで私も1階部分が正面玄関と思っていた。1階部分のレイアウトも含めて、真っ白に帰って、素直にもう1回見直してみるということが必要だと改めて感じた。    閉館時間については、前回の協議会でもお話があり、本館は全国的にも数少ない5時閉館ということで、何とか時間延長できるように今現在検討中である。               
    (会長)ありがとうございました。今の問題をもう少し具体的に、今出た話も含め、利用に関する問題として、協議事項の方に移りたい。


    (3)協議事項
      図書館利用者アンケート調査結果について(会長)今回出された問題というのは、図書館協議会が今後続いていく中で、そのつど焦点を合わせて、協議をしながら改善策を進めていかなければならないと思っている。我々が協議をしていく中で、図書館は年報は作っているのか。
                   
    (事務局)年報は作っている。いわゆる統計資料的なものであるが。
                   
    (会長)その中に、このアンケート結果は入るか。
                   
    (事務局)年報にこれは入らない。今のところは考えてない。
                     
    (会長)年報は一般の我々には見にくい。もっと見やすいものを作ってくれた方が。               
    (事務局)本に書き込みをしないとか、無断で持ち出さないようにして下さいといった注意書きはしているが、利用者に対して直接指導するようなことは今のところしていない。公の施設がそこまでしなければいけないのかというと、ちょっと難しいかと思うが。
                   
    (委員)大きな図書館には、磁気のシステムがあるが。
                   
    (事務局)BDS( 図書無断持出防止システム)という磁気管理システムがある。もしそれをここの図書館で導入しようとすれば、4~5千万かかる。検討はしたが、今の県の財政状況ではそれだけの費用はかけられないと。それと、BDSを入れたから、全て紛失図書がなくなるというわけではない。3割から4割は減っているということはあるが。
                   
    (委員)来館される方のマナーの問題であり、図書館側としてはなかなか難しい問題である。
                   
    (委員)ここにはカメラモニターは付いていたか。
                   
    (事務局)付いている。
                   
    (副会長)以前、広島に視察に行った時、そこの館長はかなり厳しい意見をお持ちで、例えば、本を借りて延滞した場合、ペナルティを負うべきだと。また紛失したり持ち帰った場合、訴訟問題を起こしてもいいぐらいだと。税金を使ってのことであるから、公的機関としてはそれぐらいの気持ちを持ってやらなければいけないと思うとおっしゃっていた。こちらでは注意は受けるが、ペナルティはないわけである。難しい問題であるが、実際に、知らず知らずに期間を過ぎてしまうということはあってしまう。やはりそれは、借り手側の意識が低いんじゃないかと思う。ペナルティがないから、延滞しても少しぐらい構わないという気持ちがある場合と、あまり良くない方法だとは思うが、次しばらく借りられないといったペナルティを負うという意識がある場合では違うと思う。それと、以前申し上げたが、ニューヨークの図書館では、帰る時にバッグを全部開けてチェックされるし、コートも預ける所がある。入った時と帰る時に、利用者としては緊張感があった。むしろそれぐらい毅然とした態度で図書館が臨んでいただけたらと思う気持ちはある。
                   
    (会長)マナーを向上させるというのは、博物館や文書館、美術館には指定物件があるから、それなりに心得た対応で、特定の人しか利用しない場合が多い。しかしここは不特定多数の方が利用される。乱雑に扱ったり、破損したり、書き込みしたりということについては、マナー向上という方法で、図書館も対応を考えていくべきだと私は思う。次に、図書購入についてだが、学校図書はどんな分野の書物を希望するとか、要望ございませんか。
                   
    (委員)学校図書館協議会は、小学校から高校までが入っており、非常に多様な希望がある。実際には県立図書館の蔵書が不備で、学校が利用しづらいということもない。学校側として、県立図書館の蔵書をどう利用するかについて、学校側に実はもっと努力できることがあるということに気が付いた。ホームページの所蔵検索も利用していないという学校関係者も多いわけであり、もっと学校側から利用活用を心がけて、その上で課題があれば、またこの場等で要求していくということで。図書館でのマナーについては、学校図書館での生徒のマナーの悪さもまたこちらにつながってくることだろう。学校側も努力し、また要望していくという、反省の方を考えている。
                   
    (委員)このアンケートにも「検索端末のソフトの能力が低く、なかなかヒットしない。」とあるが、ホームページを見せていただいて気が付いたのが、字の大きさがものすごく見づらい。本を検索しても、その図書の名前も非常に小さい。その点は今後、もう少し大きなポイントの字を使っていただくことで対応できるのではないか。それと、最初にアクセスしたら、どういうふうに検索したらいいのかという説明が下の方にあるが、何も説明が無くても、分かるような工夫があればいいんじゃないか。いちばん検索に使うのはキーワードだろうと思うが、下の方にあり、それがキーワード検索ということが分からない。キーワードという言葉が外に出てればいいのだが、分かりにくかった。
                   
    (会長)それと、資料18ページの「(3)図書館サービスの計画的実施及び自己評価等」の「公立図書館は、そのサービスの水準の向上を図り、当該図書館の目的及び社会的使命を達成するため、そのサービスについて、各々適切な『指標』を選定するとともに、これらに係る『数値目標』を設定し~。」とある。この数値目標というのは、サービスや使命感ということを取り上げれば、図書館の職員1人1人のサービス・奉仕精神の目標というのも大きなウエイトを持つんじ     ゃないか。先ほど(事務局)が言われた中に、職員の資質向上をどうするかというのが抜けているのではないか。
                   
    (事務局)図書館のこれからの目標としては、資質向上については努力すると。数値化というか、具体的にどういうふうにしたいというところまではまだできていないが。将来的には、例えばレファレンスがあればどのレベルまで答えられる職員を何人置くとか、そういうものを作りたいと思うが。
                   
    (会長)急ぐんですよ。県民がレファレンスしたら、それだけの対応をできるようにしていただきたいとお願いする。その他何かございませんか。
                   
    (委員)小さなことだが、外国語の本の所に行くと、外国語の本という提示はあるが、分類が書かれていない。そして中国語も韓国語も英語もごちゃごちゃに入っている。十把一絡げではなく分類していただいた方がいいんじゃないかと思った。               
    (会長)初めてで我々もいろんなことを細々と申したが、館長はじめ皆さんに答申をしながら協議ができるようにしていきたいと思っている。どうぞよろしくお願いします。
                   
    (事務局)ありがとうございました。新しい(委員)になられて初回の会合ということではあったが、たいへん熱心に、深く問題点を突っ込んでお話をいただき、たいへん参考になったし、今後、新しい視点からいろいろと光をあてていかなければならないという所も見えてまいった。               
    (事務局)以上をもって、平成16年度第2回図書館協議会を終わります。ありがとうございました。

 

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