徳島県感染症発生動向調査流行情報

2017年10月19日

 

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   手足口病

   RSウイルス感染症

   感染性胃腸炎

最新週:第41週 (10月9日~10月15日)

手足口病について

 口腔粘膜および手や足などに現れる水疱性の発しんを主症状とした急性ウイルス感染症で、幼児を中心に夏季に流行が見られます。流行の大きさは年により規模が異なります。

△ 病原体

コクサッキーA1610型、エンテロウイルス71型などのエンテロウイルス

△ 感染経路

飛沫感染、糞口感染、接触感染により感染が成立する(急性期にもっともウイルスが排泄され感染力が強いが、回復後にも2~4週間の長期にわたり便からウイルスが排泄される)

  週別報告数推移 

  例年流行のピークは夏季ですが、秋から冬にかけても多少の発生が見られます。

グラフ 
image2.gif 年齢層別の報告数 
 4歳くらいまでの幼児を中心とした疾患であり、2歳以下が半数を占めるが、学童でも流行的発生がみられることがあります。成人での発症はあまりみられません。

グラフ

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RSウイルス感染症について

 RSウイルス感染症は、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%が感染を受けるとされます。そのうち30~40%が下気道炎まで至り、3%前後の乳幼児が重症化し入院加療を要するとされます。一方、年長児や成人における再感染は普遍的にみられますが、重症化は少ないとされます。

△ 病原体

 RSウイルス(A型、B型)

△ 感染経路

 飛沫感染、接触感染(気道分泌物に含まれたウイルスが咳などで生じた飛沫や付着物などを介して感染が成立する。

  週別報告数推移 

  例年、秋から冬季にかけ流行を繰り返します

グラフ 
image2.gif 年齢層別の報告数 
 多くのウイルス感染と異なり、母体由来抗体の豊富に存在する乳児期早期にも感染が成立します

グラフ

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感染性胃腸炎について

 感染性胃腸炎は、細菌、ウイルス、寄生虫等多種多様の原因によるものを包含する症候群です。例年、冬季を中心に患者報告数が増加し、その大半はウイルス感染によるものです。

△ 病原体

 ノロウイルス、ロタウイルス、サポウイルス、アデノウイルス、アストロウイルスなど

△ 感染経路

 感染者の糞便中に排泄されたウイルスが、経口的に進入する糞口感染や、ウイルスで汚染された水、食品を介した経口感染が多くを占めています。

  週別報告数推移 

  例年12月の中旬以降に発生ピークとなることが多く、その後、春に再びなだらかな山ができ、以後徐々に減少してゆきます。

グラフ 
image2.gif 年齢層別の報告数 
  ウイルスによるものが多いため、乳幼児、学童が大半を占めます。

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お問い合わせ

保健製薬環境センター
保健科学担当(徳島県感染症情報センター)
電話:088-625-7752
ファクシミリ:088-625-1732