徳島県感染症発生動向調査流行情報

2012年2月9日

 

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   感染性胃腸炎

   RSウイルス感染症

   水痘

   インフルエンザ

    マイコプラズマ肺炎

   流行性耳下腺炎

   伝染性紅斑

感染性胃腸炎

 感染性胃腸炎は、細菌・ウイルス・寄生虫などのさまざまな原因によるものを包含する症候群です。例年報告数の増加は冬にみられ、その大半はウイルス感染によるものです。

 →ノロウイルスに関するQ&A【厚生労働省】

  報告数推移(過去5シーズン)

  例年初冬から発生が増加し始め、12月頃に1度ピークとなった後、春にもう1つなだらかなピークができます。その後夏から秋にかけて緩やかに減少しますが、年によってはもう1度小さなピークができる場合もあります。

 今シーズンは、平成23年第46週(11/14~11/20)から増加しはじめ、第52週にピークとなり徐々に減少しています。しかし、例年春ごろに再びピークが見られる傾向にあることから、今後の動向に注意が必要です。

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image2.gif 年齢層別の報告数

  ウイルス感染によるものが多いため幼児、学童期が大半を占めます。

感染性胃腸炎グラフ
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 RSウイルス感染症は冬季に乳幼児において多く発生する急性呼吸器疾患です。乳幼児、とくに生後6ヵ月以内の乳児は重症化しやすいため、疑わしい症状が現れた場合は早めに医療機関を受診しましょう。予防のため、うがい・手洗いをしっかりしましょう。

image14.gif 症状

  鼻水、咳、発熱。肺炎や細気管支炎、呼吸困難なども引き起こします。新生児では無呼吸となる場合もあります。 

image14.gif 病原体

  RSウイルス(A・B型)

image14.gif 感染経路

  飛沫感染、接触感染(患者の鼻水、唾液、たんなどの接触)

  報告数推移(過去5シーズン)

  年によって増加し始める時期が異なりますが、今シーズンは平成23年第35週(8/29~9/4)から報告数が増加し、増減を繰り返しながら高い水準で推移しています。

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image2.gif 年齢層別の報告数

  1歳以下で全体の約7割程度を占めています。生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%が感染を受けるとされます。そのうち30~40%が下気道炎まで至り、3%前後の乳幼児が重症化し入院加療を要するとされます。

 一方、年長児や成人における再感染は普遍的にみられますが、重症となることは少ないとされます。

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 水痘は水痘・帯状疱疹ウイルスの初感染による感染症で、主症状は発熱と発疹です。感染力が強く、家庭内接触での発症率は90%との報告もあります。

  報告数推移(県内の過去5年:平成20年~平成24年最新週まで)

 年間を通じて発生がみられますが、冬から春に多くなります。

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image2.gif 年齢層別の報告数

  乳幼児や学童、いずれの年齢でも発症します。母子免疫が強力でなく、新生児でも罹患することがあります。

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マイコプラズマ肺炎

 肺炎マイコプラズマという細菌によって引き起こされる肺炎で、感染後2~3週間で発熱や全身倦怠、頭痛、せきなどの症状が出ます。特にせきは熱が下がってからも3~4週間続きます。せきやくしゃみなどで感染します。肺炎の中では比較的症状は軽いが、重症化することもあります。

 → マイコプラズマ肺炎に関するQ&A【厚生労働省】

  報告数推移 (平成17年~最新週)

  県内では、平成17~21年にかけては、1年間の報告数が2~6件でしたが、平成22年は43件、平成23年は88件と急増しました。本年は第5週までに3件の報告がありました。

マイコプラズマグラフ 
image2.gif 年齢層別の報告数  (H24年は最新週まで)
 年齢層別にみると、1~5歳及び6~9歳で多く報告されており、全体の85%を占めています。

マイコプラズマグラフ

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流行性耳下腺炎
  報告数推移(過去5シーズン)
  3~4年周期で流行が見られており、冬から春にかけて多発するとされる。徳島県では、平成13年~14年および平成17年~18年にかけて大きな流行が見られています。本年は平成22年から継続している流行を受けて始まり、増減を繰り返しながら高い値で推移しています。
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image2.gif 年齢層別の報告数
流行性耳下腺炎グラフ
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 伝染性紅斑は、両ほほに蝶型の赤い発しんができることから「リンゴ病」と呼ばれることもあるウイルス性の流行性発疹性疾患です。幼児や学童に多い感染症ですが、成人がかかることもあり、妊娠している方が感染すると流産や胎児水腫を引き起こす可能性がありますので注意が必要です。

image14.gif 症状

感染後10~20日の潜伏期間を経て、両ほほに赤い発しんが現れ、続いて手足にレース状の発しんが現れるのが典型的な症状です。しかし、典型的な症状が現れない例や感染しても症状が現れない例もみられます。

image14.gif 病原体

ヒトパルボウイルスB19

image14.gif 感染経路

飛沫感染または接触感染がほとんどです。ウイルス排泄時期には特徴的な症状はなく、発しんが現れる時期には感染力がほとんどなくなります。

  報告数推移(県内の過去5年:平成20年~平成24年最新週まで)

  夏季に流行する疾患で、4~6年ごとの周期で報告数の増加がみられます。徳島県では平成19年に流行がみられて以降平成22年までは報告数が少ない状況でした。本年は、昨年からの流行を受けて始まり高い水準で推移しています。

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image2.gif 年齢層別の報告数

  一般に学童期で多く発生がみられます。

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このページに関するお問い合わせ

保健製薬環境センター 保健科学課(徳島県感染症情報センター)
電話番号:088-625-7752 ファクシミリ:088-625-1732