ノロウイルスによる感染性胃腸炎、食中毒の予防について

2010年1月21日

ノロウイルスによる感染性胃腸炎、食中毒の予防について


ノロウイルスによる急性胃腸炎(感染性胃腸炎、食中毒)が多発する時期になりましたので、予防方法を徹底して感染の防止に努めてください。
【ノロウイルスの特徴】

 ノロウイルスによる急性胃腸炎は、カキなどの二枚貝を原因とする食中毒として知られていますが、ここ数年は、二枚貝以外の食品を食べて感染する場合や、感染者や回復した人から移る二次感染が増えています。これは、感染した人の便や嘔吐(おうと)物中に含まれるウイルスが介護をする人や食品を調理する人の手に付着し、食品などについて体内に取り込まれ感染するためと考えられています。
 ノロウイルスは、非常に感染力が強く、わずか100個程度のウイルスでも、腸の中で増殖し吐き気や激しい下痢を起こします。健康な方は2〜3日で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐(と)物を誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。
 最近では、老人保健施設や学校内での感染、調理従事者から食品を介した食中毒事例が増加しています。

【予防のポイント】

 ノロウイルスによる急性胃腸炎を予防するためには、次の点に注意してください。

 ■手洗いの徹底

     ノロウイルスは、消毒用アルコールだけでは死滅しません。石けんを泡立てて、手をしっかり洗いウイルスを洗い落とすことが重要です。
     特に食事の前やトイレの後は、十分な手洗いが必要です。


 ■嘔吐(おうと)物や糞便の処理

     感染者の嘔吐(おうと)物や糞便を処理する場合は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度200ppm)を含ませた布やペーパタオルでおおい、その後、ビニール袋などに入れゴミとして処分します。また、汚れた床などは次亜塩素酸ナトリウムを含ませた布でおおい、しばらくそのまま放置し消毒します。
     カーペットなど次亜塩素酸ナトリウムを使用しにくい場合は、85℃以上のアイロンを1分以上押し当てたり、蒸気で消毒する方法もあります。

 ■食品を取り扱う施設

     食品を調理する人は、吐き気、嘔吐(おうと)、下痢、腹痛、発熱などの症状があるときは直接食品を取り扱う作業を控えてください。ノロウイルスは下痢などの症状がなくなっても、普通1週間程度、長いときには1ヶ月程度ウイルスの排泄が続くことがあります。
     盛りつけなど、加熱後の食品に直接ふれる場合は「使い捨て手袋」を着用してください。

【参 考】

ノロウイルスの関するQ&A (厚生労働省) →印刷する場合はこちら(PDF)

感染が疑われた場合は、最寄りの保健所か、かかりつけの医師に相談してください。

 

 

このページに関するお問い合わせ

 

県民くらし安全局 食品安全担当
 電話番号:088-621-2110 ファクシミリ:088-621-2759 メールアドレス:kenminkurashianzenkyoku@pref.tokushima.lg.jp

 

生活衛生課 広域監視・食品乳肉担当
 電話番号:088-621-2293 ファクシミリ:088-621-2848 メールアドレス:seikatsueiseika@pref.tokushima.lg.jp