徳島県立二十一世紀館協議会「平成19年度第1回協議会」議事録

2009年9月23日




徳島県二十一世紀館協議会 会議録

1 日 時  平成19年8月21日(火) 10:00~11:30
2 場 所   徳島県立二十一世紀館会議室
3 出席者 />
[委員]
(9名中7名出席)
 矢野米雄会長、川人伸二副会長、浅香寿穂委員
 小島信子委員、近藤美智子委員、加茂明委員、斎藤久代委員
[二十一世紀館]
 館長、副館長、館員4名
 [生涯学習政策課]
 課員1名
4 会議次第 (1)開会
(2)徳島県立二十一世紀館長あいさつ
(3)会長、副会長互選
(4)議題
   1)平成18年度事業実績について
   2)平成19年度事業計画の概要について
   3)その他
(5)閉会




5 会議概要

(事務局) (平成18年度事業について説明)
【委員】 予算が削減されている中で,良く事業を展開されていると思う。事業はどうしても動員数というか入場者数を言われるが,平成18年度はそれまでと比較してどうか。
(事務局) 二十一世紀館だけの年間入場者数は,平成18年度73,366人,平成17年度が81,516人で,約8,000人減少している。文化事業だけでは,19,000人が15,000人に減っている。    
【委員】 傾向として減っていくのを,どう分析しているのか。
(事務局) イベントの本数が減った分の減少ではないかと考えている。          
【委員】 入場者数が多く入りやすい催しと,催しそのものに意義がある文化事業として催されるものがあると思うが,入場者数が多い催しはどういう傾向にあるのか。
(事務局) 二十一世紀館の事業は入場自由,入場無料を原則として行っている。
平成18年度は野外劇場での事業が雨に悩まされ,「邦楽フェスティバル」などは入場者数が減っているが,学校教育との連携や,出演者の発表の場の提供,県民文化の振興という観点からも続けていく必要があると考えており,入場者が見込めるイベントとやや地味だが伝統的な文化振興を図るものを組み合わせる視点が必要と思っている。        
【委員】 小・中・高校もそれぞれ文化祭があるが,準備の時間が少ないといった傾向にあるため,こういったところで子どもたちの発表の場,機会を設けることに意義がある。そういったことも考慮してほしい。
【委員】 「アジア漫画展」が打ち切られ,平成19年度に変わるものはあるのか。これは,イベント事業の支援に時限があって打ち切りということか。
(事務局) 「アジア漫画展」は,東京の国際交流基金からパネルを拝借して巡回展を行うというかたちで例年行っていたが,この10年間で,アジア文化を普及するという目的が交流基金としてほぼ達成されたという認識にたって,11回で終了した。
【委員】 内容の評価で,日本で普及している一般の漫画とはちょっと違って,風刺的なものとかがアジアの漫画の特徴であったので評価が分かれているという話だが,そのあたりの感想はどうか。
(事務局) アンケートの回答では,概ね好評であったと受けとめているが,「よくわからなかった」,「違った視点を見て楽しかった」といったものもあり,内容的にまとめるということは考えていない。

個別の感想として,10代未満は「わからなかった」,30代から40代は「考えさせられた」という意見が多かったし,ひとつ前の「アジアの環境問題」をテーマで行った時には,非常に細かい感想を書いてくださった人が多く,アジアの現状を知る上で非常に良かったという話が書かれていた。
【委員】 今の日本の子どもは批判精神が学校ではあまり教えられない。「アジア漫画展」は,日本が失い欠けている漫画の持つ風刺,ユーモアを他の国から学び取るという意味で良い企画だったと評価してもよいと思う。
【委員】 集客力だけでなく,二十一世紀館はポリシーを持って,これからの催しを進めてほしい。  
【委員】 予算を確保する方策について,今後の見通しはあるのか。
(事務局) 予算については年々厳しい状況にはあるが,入館者があっての施設なので,いかに多くの県民に来館していただくかということに視点をおいて,民間活力の導入や既存施設の活用を図り,予算と併せ,魅力のあるもの,多くの方に来ていただけるものを考えていきたい。事業費は減少傾向にあるが,できるだけの方策を考えていきたい。    

 

(事務局) (平成19年度事業計画について説明)
【委員】 少ない予算で集客できる企画を考える必要がある。

例えば,ダンスパフォーマンスのように,子どもが出演するイベントには親や祖父母がついてくる傾向にあるので動員数が多い。子どもが多く出演する催しも企画のひとつである。発表の場を提供するという企画にもつながる。                  

「おどる国文祭」などの催しがある時に,情報ボランティア講座のようにシルバー大学のボランティアの方に協力をいただいて,同時に催しをすることもひとつの方法。例えば,囲碁,将棋などは競技人口も多く,子どもたちと交流ができる催しでもあり,動員数が延べ人数でカウントできる。

もう一点だが,インターネットで催しを紹介しているということだが,どれだけ検索されたかわかるのか。
(事務局) 二十一世紀館は,昨年36万件ぐらいの検索数である。
【委員】 今後はチラシよりもインターネット上の紹介ということで,ビジュアル的な紹介を考えたら,行ってみようかなという気になるのではないか。また,自主企画を例えばケーブルテレビで後日放送することは今までにあったのか。
(事務局) 映像記録という形でビデオを作成してAVライブラリーで紹介することはやっているが,ケーブルテレビでの放送はしていない。
【委員】 著作権などネックはあると思うが,ケーブルテレビ会社などとタイアップして,後日,広く一般県民に流していただけたらありがたいと思う。
【委員】 「おどる国文祭」のなかで,どの部門が近代美術館や二十一世紀館であるのか。                                      
(事務局) 「美術展」は洋画,日本画,写真,工芸,彫刻,そうした美術の部門はほとんどある。
【委員】 審査員の方の特別な講演会などはないのか。
(事務局) こちらの会場では開会式と,マリンバの演奏や高校生の作品をエントランスホールの手前にシンボル的に並べる。また,審査員の方のギャラリートークが11月3日に予定されている。
【委員】 県外客も多いと思うが,文化の森までの交通が大変である。地の利で言えば,ここはすごく離れているので心配。
(事務局) 国民文化祭課と協力して,広報に努めたい。
【委員】 シルバー大学校も会員が1,000人を超え,いろんな職種の人がいるので,先ほどの話にあった囲碁なども含めて,いろいろと考えていきたい。
【委員】 囲碁,将棋だけでなく,音楽や美術をやってる方も発表の場を求めている。
大阪のヒルトンホテルのロビーとかで恒常的に音楽演奏をやっている。そういうのをうまく吸い上げる体制があれば良いと思う。いろんな分野でいろいろ考えられると思う。
【委員】 ボランティアとか発表の場を求めている人を上手に探してきて,場を提供する。聞きたい人,出る人にもチャンスが与えられる。自分の芸術とか腕を磨くチャンスにもなる。
【委員】 二十一世紀館だけでは難しいので,民間のNPOなどとの連携も進めてもらいたい。私も人権関係のNPOに携わっているが,そこで,今一番大事なことでそれでいてなかなか難しいとされているのがワークショップである。

ワークショップ,参加型をやるというと集まらない。教育現場でもノウハウを研修中であるが,そういったワークショップについても民間団体と協力しながら開催して欲しい。
【委員】 入場者数が増えなければ内容が問われるようになる。
ワークショップもそうだが,ボランティアの活用なども考えて,これから求められている広い意味での協力,人材育成などが行われることを前向きに検討してもらって,実践を進めていってくれることを願っている。                          

本日出た貴重な意見を事務局で反映させてらってこれからの運営に役立ててもらいたい。





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