「あんしん歩行エリア」について
□目次
1.あんしん歩行エリアとは
交通事故死者数のうち歩行者・自転車利用者がかかわる事故の割合は約4割と高い状況であることから、交通管理者(警察)と道路管理者(国、都道府県、市町村)が連携し、歩行者及び自転車利用者の安全を緊急に確保する必要があるエリアを選定し、「あんしん歩行エリア」として指定しています。「あんしん歩行エリア」として指定されたエリアは、交通管理者及び道路管理者が地域の方々と協働しエリア内の交通安全対策を実施します。
◆選定要件
(1)人口集中地区(DID地区)であること
(2)H16~H18までの単位面積当たりの歩行者・自転車事故件数が12.65件/km2以上であること
(歩行者・自転車事故密度の高い地区)
◆目標
対策を実施したエリアにおける歩行者・自転車事故件数を約2割抑止することを目指します。
【平成15年度指定地区】
・徳島市(住吉地区、前川地区、富田地区、佐古・蔵本地区)
・小松島市(日赤周辺地区)
・吉野川市(鴨島地区)
・石井町(石井地区) 計7地区

【平成20年度指定地区】
・徳島市(田宮地区、沖浜東・山城西・昭和地区、沖浜・二軒屋・明神地区)
・鳴門市(鳴門地区)
・阿南市(阿南地区)

3.鳴門地区の取り組み(H21年度実施) (↑上に戻る)
3.1 鳴門地区あんしん歩行エリアの概要
3.2 エリア内の事故発生状況

3.3 事故抑制に向けた取り組み
(1)危険箇所の抽出
危険箇所の抽出を行うため、第1回ワークショップを開催し地域の方々と交通管理者・道路管理者との意見交換の場を設け、道路を通行していて「ヒヤリ!」、「危ない!」と感じた場所や状況を話し合っていただきました。さらに、広く意見を伺うため、周辺の小中学校および公民館等にエリア図とアンケート記入用紙を設置し、地域の方々からの意見を収集しました。
第1回ワークショップおよびアンケートによって333件の意見を頂き、その結果、196箇所の危険箇所が抽出されました。
(2)ハード対策
皆様から頂いた意見を整理し、意見の重複度(同一箇所に複数の意見をあるもの)や過去の事故発生状況等から危険箇所に優先順位を付け、優先度の高いものに対して交通安全対策を実施することとし、第2回ワークショップで参加者の方々にご説明しました。
(3)ソフト対策
頂いた意見を基に、「ここは気を付けよう!」、「ここは危ない!」といったマークを地図上に落とした『ヒヤリ・はっとマップ』を作成し、小中学校の皆様や地元の方々に配布させていただきました。
道路上には危険がたくさん存在し、誰もが交通事故に遭う可能性があります。ひとりひとりが少しでも通行の安全に気を付けて交通マナーを守れば、事故を減らすことができます。
『ヒヤリ・はっとマップ』が事故のないまちづくりの一助となれば幸いです。
4.沖浜・二軒屋・明神地区の取り組み(H22年度実施) (↑上に戻る)
4.1 沖浜・二軒屋・明神地区あんしん歩行エリアの概要
4.2 エリア内の事故発生状況
エリア内の全事故における、約3割が自転車・歩行者関連の事故であり、年間約40~50件の自転車・歩行者関連事故が発生している状況である。
自動車交通量も多く、周辺に教育施設も多数あることから、自転車・歩行者の安全を緊急に確保する必要がある。

4.3 事故の抑制に向けて
○危険箇所の抽出
過去の事故発生状況と合わせて、地域の住民の皆様から日常生活の中で感じた「危険と感じている場所」や「ひやりとした体験のある箇所」についての意見を集め、エリア内の危険な箇所を選びました。
○アンケートでは、下記の箇所に御協力を頂きました。
・徳島市立富田小学校
・徳島市立八万小学校
・徳島県立盲学校
・東富田コミュニティセンター
・八万中央コミュニティティセンター
調査の方法は、上記の箇所にエリア図と記入用紙を設置していただき、「危険と感じている場所」や「ヒヤリとした体験のある箇所」について印を付けていただき、「どのように危険であったか」について意見を頂きました。
4.4 第1回ワークショップの開催:
地元の代表者の方や周辺の学校関係の皆様に集まっていただき、交通管理者(警察)、道路管理者(国、県、市)を交えて、エリア内の交通安全について意見交換を行いました。
○対策の検討:事前に行ったひやりはっと調査や、第1回ワークショップでの意見を踏まえて、事故抑制に向けた対策について交通管理者及び各道路管理者が検討を行いました。
○ハード対策:過去の事故発生状況や地域の皆様からいただいた意見を踏まえ、地域の皆様の安全な通行を少しでもサポートできるような安全対策を検討しました。具体的には、横断歩道のカラー化や路面標示の設置・引直しなど、通行の際に自動車・歩行者双方に注意してもらえるような対策を主に検討しました。
○ソフト対策:ハード対策と合わせて、もっと地域の皆様に交通安全に関心もって欲しい、事故をなくしたいという想いをこめて、「ここは危ないよ!」、「ここは注意して!」といったコメントを記した地図を作成しました。
4.5 第2回ワークショップの開催:
○第1回ワークショップと同様に地域の方々に集まっていただき、意見交換を行いました。
○第2回ワークショップは、各管理者から対策案について、代表事例の説明を行い、またソフト対策として作成したマップに地域の皆様から想いや願いを込めていただけるようなワークショップを開催しました。
また、このマップをより地域皆様に馴染んでいただけるようマップの名前もみんなで考えました。そして、『ゆずりはまマップ ~きけんエリアからあんしんエリアへ~』 という名前に決まりました。
由来:このエリアは昔、「浜」であり、現在にも「沖浜、北浜、南浜、内浜」などの地名が残っていることと、みんなにゆずりあいの気持ちを持って通行して欲しいという想いをこめて命名しました。
また、このあんしん歩行エリアというのは事故の多いエリア(きけんエリア)ということで事業が始まりましたが、このマップを用いて事故のないエリア(あんしんエリア)にしていきたいという願いも込めました。
4.6 おわりに
道路上には危険がたくさん存在し、誰もが交通事故に遭う可能性があります。ひとりひとりが少しでも通行の安全に気を付けて交通マナーを守れば、事故を減らすことができます。今回作成した『ゆずりはまマップ』が事故のないまちづくりの一助となれば幸いです。










