ダニによる感染症に注意しましょう

2017年10月19日

ダニによる感染症

予防について   ダニにかまれたら 徳島県内の発生状況
 
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 ダニにかまれることによって、感染症にかかることがあることが知られています。

徳島県では、 「日本紅斑熱」 「つつが虫病」 「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」 の発生が確認されています。 

 これらの感染症は、草むらややぶなどに生息している一部の「マダニ類」「ツツガムシ類」にかまれることによって感染します。

(「ダニ」といっても、食品などに発生するコナダニや衣類や寝具に発生するヒョウヒダニなど家屋内に生息するダニとは種類が異なります。)

マダニ(吸血前:3~8mm) マダニ(吸血後:1cm以上) 動物の皮膚に口器を刺すマダニ
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ダニにかまれないために
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肌の露出を少なくする服装」 で活動しましょう!

ポイント1

  長袖・長ズボンの着用

ポイント2

  帽子・手袋・長靴の着用

(服や靴は、明るい色ですべりやすい素材を選ぶと、ダニが付着しにくく、付着しても見つけやすいです。)

ポイント3

  首はタオルを巻くかハイネックを着用

ポイント4

  袖口は手袋に入れる

  上着の裾はズボンに入れる

  ズボンの裾は長靴に入れる

ポイント5

  ダニ類に効果のある虫よけスプレー(DEETを含

  む)を補助的に使用

(製品や発汗等の影響で持続効果が異なります。)

 

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そのほか・・・・・ 

「タオルやぬいだ上着などは直接地面に置いたりしない」

「地面に直接座ったり、寝転んだりせず、敷物やイスを使う」 ことを心がけましょう。

活動した後は

 ダニにかまれていないか確認する。 

  (ダニにかまれても、痛みやかゆみはあまりなく、気づかないことが多いようです)

ダニにかまれたら

 マダニは満足するまで数日間以上吸着し血を吸い続けますので、見つけたら早めに取り除くことが肝心です。

 できれば病院(皮膚科)でとってもらうのが無難ですが、自分でとる場合、つぶさないよう先の細いピンセットなどでつまんで取り除きましょう。(つぶすとダニの一部が体に残ったり、病原体が侵入したりすることがあります。)

 ダニにかまれたと気付かないこともあるので、野外で活動した数日後に、疑わしい症状(発熱、発疹等)が現れた場合は速やかに医療機関を受診してください。 

 医療機関を受診するときは、「野山等に出かけた」または「ダニにかまれたかもしれない」ことを伝えてください。

(ウイルスなどの病原体をもつダニは一部です。かまれたら必ず病気になるわけではありません。)

県内の発生状況

<年別発生状況>

  年により報告数は異なりますが、徳島県では毎年患者発生が報告されています。

年推移グラフ

<月別発生状況> 

      例年4月~1月の長期にわたり発生がみられます。最も多いのは6月、9月となっています。

月別推移 

<年齢別発生状況>

      年齢別にみると、登山や森林作業、農作業など野外作業の機会が多い中高年者を中心に発生しています。40歳代までは報告が少なく、70歳代、60歳代で多くなっており、50歳代以上で全体の約90%を占めています。

 

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センターニュース(Vol.9,2013)「ダニが媒介する新しい感染症 SFTS」
重症熱性血小板減少症候群(SFTS) 国立感染症研究所

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について 厚生労働省

→ 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A

 

 

お問い合わせ

保健製薬環境センター
保健科学担当(徳島県感染症情報センター)
電話:088-625-7752
ファクシミリ:088-625-1732