徳島県のユニバーサルデザイン事例集(公共工事編)

はじめに
徳島県では,発注するすべての公共工事において,工事1箇所につき,1つのユニバーサルデザインを施工することを基本方針としております(ワンワン運動)。
本webサイトでは,これまでに施工した施設におけるユニバーサルデザイン(UD)の一例をご紹介することにより,皆様にUDに対するご理解と知識を深めていただくことや,お子様の学習教材等としてご利用いただくこと等を考えております。
また,一部の施設は地図をご用意させていただきました。実際に現地に赴き,施設に触れていただくことで,「誰にもやさしいユニバーサルデザイン」を実感していただれば幸いです。
ワンワン運動について
概要
- ワンワン運動とは,県土整備部で施工するすべての公共工事(規模,改築,改修問わず)※で,1工事に1つ以上の利用者の視点に立った使いやすさの工夫を実践する
- 運動です。
- 「1工事1ユニバーサルデザイン」の数字から,ワンワン運動と愛称を付けています。
- 工事単位毎にUDワンワンシートを作成し,一定期間毎にその成果を評価し,新たな工事へ反映することとしています。
- ※一般の利用者の想定されない工事や災害復旧工事,構造・機能面から利用者意見の取り入れが困難な工事等については例外としています。
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実施方法等
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・新設や大規模な改修工事に限定することなく,維持補修工事などの小規模工事においてもユニバーサルデザインに配慮することが大切です。
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・様々な利用者の声に耳を傾け,小さな工夫を積み重ねます。
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・UDワンワンシートは,規制・基準による減点評価を目的とするものではなく,創意・工夫の取り組みとしてプラスアルファ的な要素と位置づけます。
・作成は工事単位毎に現場監督員が行います。
・利用者の満足度や意見を聞き,その効果を評価します。
公共工事ワンワン運動のイメージ
設計・計画段階
(1) 工事現場を精査・点検し,また,周辺住民を含め利用者の意見を十分聞きながら,工事内容をユニバーサルデザインの視点で点検・見直しします(1件1つ以上)。
(2) 特に維持・補修工事では,元通りに直すのではなく,改善を目指します。
工事発注段階
(1) UDワンワンシートを作成します。
施工段階
(1) 施工段階での利用者,施工者の意見,提案による改善を行います。
完成後の評価
(1) 利用者の意見満足度の調査(UD点検)を実施します。
(2) UDワンワンシートの結果を集計し,新たな工事へ反映します。
UDロゴマークの紹介と設置活動について

UDロゴマーク
徳島県では,ユニバーサルデザインによるまちづくりの推進に関する条例に基づく整備基準に適合した施設に適合証を交付しています。
(ユニバーサルデザインによるまちづくり適合証交付施設例)
しかしながら,公共施設は適合証の交付対象となっておらず,県民へのユニバーサルデザインのPR及び普及啓発においては,不十分と言わざるを得ない状況でした。
そこで平成20年度より,公共施設においても,UDロゴマークの設置を進めており,現在3箇所において見ることができます。
今後,順次増やしていく予定でありますので,街角で見かけたらどこにユニバーサルデザインが施されているか,ぜひ探してみてください。
設置箇所

主要地方道元町沖州線(徳島市)
カラーリング舗装による歩道分離を図り,色付き点字ブロックによる視認性の向上が行われています。
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小松島みなとオアシス(小松島市)
緩傾斜を多用し,車いす利用者の横断方向の移動を容易にすると共に,手すりの配置にも工夫をしています。
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南部総合県民局阿南保健所(阿南市)
通路,トイレ,ドアなど,建物全般において人にやさしい構造を目指して設計されています。
建物の事例について
徳島県が施工する建物は学校から住宅,公共施設まで幅広く手がけております。当然ながら,利用する方々も幅広いことから,すべての方にやさしい施設をつくることができるように心掛けております。
公園の事例について

南部健康運動公園(阿南市)
徳島県では,ユニバーサルデザインによるまちづくりの推進に関する条例の制定以後,主に3箇所の公園の整備及び改良(チューンアップ)を行ってきました。イベントの開催地として多くの人々が訪れ,一方で地域住民のふれあいの場となっているこれらの施設にユニバーサルデザインを導入することは,非常に重要かつ意義があるものと考えています。
各施設紹介
道路の事例について

歩者分離が施された歩道(徳島市)
道路を利用する人々は,自動車,自転車,歩行者といった枠組み以外にも,車いすの方や目の不自由な方,外国人の方など,多岐にわたっています。すべての方に快適に道を通っていただくためにはどのようなことをすればよいか?徳島県ではそういった目で,道路の新設,改良(チューンアップ)に取り組んでいます。
また,道路以外の構造物についても同様に取り組めるよう努力しています。








