マダニの感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」について

2017年10月13日
 
 国内で初めて重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に発症したイヌからヒトへの感染事例が、県内において確認されました。

  マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について、平成29年9月27日現在、全国で303人の患者が報告されており、県内でも同年10月10日現在、23の患者が確認されています。

 
 

 春から秋にかけてマダニの活動が活発になります。農作業やレジャーなどで野山、畑、草むらなどに入る場合は、十分注意する事が必要です。

 また、ペット・動物からの感染予防のために、ペットとの過剰な接触を控えるなど、適切に接する必要があります。

 
 
○SFTS(重症熱性血小板減少症候群<SFTS:severe fever with thrombocytopenia syndrome>
 
<感染経路>
ブニヤウイルス科フレボウイルス属に分類される新しいウイルスをもつフタトゲチマダニ等に刺咬されることにより感染します。20131月に国内で海外渡航歴のない方がSFTSに罹患していたことが初めて報告されました。
 
<症状>
6日〜2週間の潜伏期を経て、発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が多くの症例で認められ、その他頭痛、筋肉痛、意識障害や失語などの神経症状、リンパ節腫脹、皮下出血や下血などの出血症状などを起こします。
 
有効な薬剤やワクチンはありません。
 
 
 
※ダニによる感染症を予防するには
 
「肌の露出を少なくする服装 で活動しましょう! 
 
 
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ポイント1
  長袖・長ズボンの着用                                      
 
ポイント2
  帽子・手袋・長靴の着用
  (服や靴は、明るい色ですべりやすい素材を選ぶと、ダニが付着しにくく、付着しても見つけやすいです。)
 
ポイント3
  首はタオルを巻くかハイネックを着用
 
ポイント4
  袖口は手袋に入れる
  上着の裾はズボンに入れる
  ズボンの裾は長靴に入れる
 
ポイント5
  ダニ類に効果のある虫よけスプレー(DEETを含む)を補助的に使用
  (製品や発汗等の影響で持続効果が異なります。)
 
ポイント6     
   飼育犬・猫については、ノミ・ダニの駆虫薬を定期的に投与
 
ポイント7

   SFTSを含めた動物由来感染症の感染を防ぐために、ペットとの過剰なふれあいを控える

    (ペットが体調不良の際には、動物病院を受診してください。)

 
 
※ダニに咬まれた場合には
 

・マダニ類の多くは、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から長いもので10日間)吸血します。

 咬まれていることに気づかない場合も多いと言われています。

吸血中のマダニに気づいたときは、無理やり引き抜こうとせずに医療機関で処置してください。

・野山等にでかけた後に、発熱、食欲低下、嘔吐等の症状が出たときは、早めに医療機関を受診してください。

  その際、ペットを飼育されている方は、飼育状況や健康状態、接触状況を医師に伝えてください。

 

※マダニの感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に注意しましょう!
 
 
 SFTSリーフレット
 
 

 

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南部総合県民局保健福祉環境部<阿南>
健康増進担当
電話:0884-28-9874