宝の島・徳島 わくわくトーク

宝の島・徳島 わくわくトーク 第17回 意見交換の様子

【需要は大きくはないが・・・】

◆粟飯原 花卉振興会の粟飯原です。よろしくお願いします。
私の家は、昔は養蚕を主とした、第二種の兼業農家でした。そこでそこに飾ってある、両端に飾ってある、黄金ヒバと、こちらにある両端にある、神山イブキの生産に替えまして、約45年になります。そこでほの、栽培を始めた当初は、生産者の皆さんも若く、まあ言うたら、皆が競争しもって、うちの品物はええんじゃ、というように頑張っておりましたんですけど、現在は皆おっしゃったように過疎化と高齢化が進みまして、栽培農家、栽培面積も激減をしております。そこで、農作物を守るための鳥獣害の対策補助事業っていう事業はあるんですけど、ほの生産者も年寄って、まあほの、生産、栽培するのにとか、出荷等に、できたら楽なような、施策とかいうのを県の方で考えていただいて、私達生産者も神山の産地の花きを絶やさないために頑張りますので、知事さん、ご支援をできたらよろしくお願いします。
◆飯泉知事 はい、ありがとうございました。それでは、次に杉丸さんよろしくお願いします。
◆杉丸 はい、私は、神山でシキミ組合の会長をしている杉丸と申します。私たち生産組合では、年間2000万余り、岡山生花に出荷し、生計を立てています。今取り組んでいる人達は、70歳を超えた人ばかりでございます。これから高齢化、後継者不足でございます。少ない手間で、神山のシキミは、県下一の優秀な土地でございます。生産地としていつまでもこの産地を残していきたいと思います。組合員の方々で助け合い、山で切ってくる人、家で束をする人に分担し出荷に取り組まないと、岡山生花に100%、お答えができないと思いますので、ほういうことに対しまして、よろしくお願いいたします。
◆飯泉知事 はい、ありがとうございました。それでは竹内さんよろしく
◆竹内 私、日扇という花の栽培農家で竹内と申します。日扇という花は、知事さんはご存知ないと思いますが、関西地方中心に名古屋から広島にかけて、生け花の、7月初旬の代表的な花材でございます。特に京都の祇園まつりには町屋の廟前に欠かせない花でございまして、神山町の日扇は、作りはじめまして50年近くになります。私が初めて20数年ですが、最盛期には、60数戸、8000万余りの生産がありましたが、バブルの崩壊と、その後の価格低迷、高齢化による生産者の減少、ここにきて12、3戸、1000万少々の売り上げしかないんでございますが、今のところ、日本一の産地であると、市場の方から取引をいただいております。ほんで市場の方は、関西の一つの文化である日扇を、生産を続けてくれと、叱咤激励をいただいているところなんですが、日本一の産地であるということを自負しながら、農家の方々と協力をして、頑張って作っていこうと思っておるんでございますが、ここに来てありがたい話で生産者が60歳代、結局退職後に作り始めた人が半数以上できてきまして、10年くらいは、生産が保てるんじゃないかなと思っておりますし、若い人もボツボツとやってみよかって人も居りますんで、とても小さな産品でございまして、徳島ブランドとまではまいりませんが、神山ブランドとして、これからも続けて行きたいと思っております。
 で、一番難しい点が、各個人で品種のっていうか、種の保存と品種改良という点が難しいんです。で、今度、高度支援センターが新しくなるというようなこともお聞きしておりますんで、そういう点で、ご協力をいただけたら大変ありがたいと思っております。今後ともよろしく。
◆飯泉知事 ありがとうございます。
 今、神山が誇るそれぞれの花きの関係でお話をいただきました。確かにこの、鳥獣害対策、これも花きに非常に影響を及ぼすところでありまして、こうした点については、今、各皆さん方からもお話がありましたように、いろんな工夫をしているところではありますけどね。根本的には、山が野生鳥獣を保つことができなくなった、これ国策で、例えば、徳島の場合にはほとんど広葉樹を伐っぱらって杉を植えちゃったと、それによってドングリができないもんですから、食べる物が無いということでまちへ、どうしても中山間地域に降りて来てしまうと。そこでいろんなもん食べると美味しいもんですから定着したんですよね。
◆竹内 そういうことですね
◆飯泉知事 はい、ですから先程サルの話、また当然イノシシ、そして花きの関係は、ほとんどが鹿ですよね。
◆竹内 はい
◆飯泉知事 これを何とかしなければいけないということで、直接の個体調整まで、今、行ってきているところなんですけど、まだまだ足りない。ただ鹿にしても個体調整で撃つっていうだけじゃ、猟師の皆さんもね、足りないもんですから、まあそれをジビエにしてみたり、じゃあ、中山間地域の食堂に行ったら、なんていうんですか、カツカレーね、カツカレーは牛とか豚でなくて鹿でいこうとかね。丼はイノシシでいこうとかね。こうした工夫を今、ドンドンしてるところでありまして、それが逆に言うと中山間地域の新たな業になるという形も作っていければと進めております。
 また、それぞれ、確かに各花きについてシキミにしても、また日扇にしてみも、あるいはあちらにありますけども、イブキにしてみても、よくこれ華道の関係ですとか、いろんな式典にね、使うわけでありますので、これは無くてはならない物でありますから、今竹内さんの方から日扇の品種改良の話もいただいたところでありますんで、来年4月オープンするセンターの方でこうした花き関係についてもしっかりと研究を進めていけるように頑張りたいと思います。また、いろいろ、実際のところをご存知な皆さん方でありますので、また、いろんな情報を提供いただければと思います。どうもありがとうございました。
ということで皆さま方から一とおりお話をいただきましたが、ここで、尾西組合長さんにできれば総括をいただければと思います。よろしくお願いします。