他県にはない独自の支援策が徳島進出の決め手になりました。


地元雇用の社員と赴任社員が一丸となって毎日頑張っています。


LED関連企業の集積が進んでいます。


並木精密宝石株式会社工場管理セクションチーフ
黒須丈夫さん

手厚い震災支援策で四国工場を立地

昭和14年の創業以来、当社ではレコード針や超小型モーター、携帯用振動機器など、ライフスタイルの変化に応じた部品を製造してきました。現在ではLED用の基板となる「サファイア基板」が主力製品となっています。

LED市場の需要拡大をにらみ、秋田工場の増設計画を進めていた矢先に、東日本大震災が発生しました。直接的な被害は免れましたが、計画停電などによる大幅な生産縮小が危ぶまれたところに、徳島の取引先から声を掛けていただき、阿南市への立地を決断したのです。

工場の開設にあたっては、地元自治体や取引先など、関係各所から最大限のサポートをいただき、短期間で生産体制を整えることができました。県からは、他県にはない独自の震災支援策として制定された「東日本大震災被災企業サポートプログラム」の第一号として指定を受け、新たな設備投資に対して支援いただいたことも大きかったですね。結果として、災害へのリスク分散にもつながりました。


101社目のLED関連企業として

徳島県では早くから「LEDバレイ構想」を打ち出し、工場や研究所の集積地を目指していたことも、当社にとっては大きなメリットでした。LED関連企業との会合では、他では決して得ることのできない貴重な情報を交換することができるなど、今後に向けて新たな可能性が広がっているところです。

また、当社では、来年度、地元の高校生らを新たに正社員として採用する予定としています。今後も、地元雇用などにより地域貢献に取り組んで参ります。

101社目のLED関連企業として受け入れていただいたことに感謝しながら「LEDバレイ構想」の一員として、末永く操業していきたいと思っています。



LED用のサファイア基板。一つひとつの高い技術が結集してLEDの美しい光が生み出されています。