世界に誇るもう一つの「光」を徳島から発信したいですね。

株式会社レーザーシステム代表取締役社長
土内彰さん

レーザー加工技術をLED事業に活用

テレビやパソコン、スマートフォンなど、身の回りのさまざまな製品には「半導体」と呼ばれる部品が使われています。当社では、より高度な半導体を作るためのレーザー加工技術を研究開発し、自社で製造した光学エンジンを販売しています。

徳島に事業所を設立したのは、平成21年3月のことです。事業の一つとしてLED部品関連の装置を取り扱っていますが、それまでは札幌の本社で開発・製造した商品を、本州や徳島の取引先に納品していました。現在では製造部門を徳島に移し、事業の効率化を図っています。

県が推進している「LEDバレイ構想」も、徳島に進出する大きなきっかけになりました。LEDの関連企業が集まっているため、事業の可能性が大きく広がっていると感じています。


阿南市の新社屋を技術開発の拠点に

県と阿南市の強力なバックアップもあり、今年の7月には、阿南市に新たな研究開発施設が完成する予定です。この計画を立てたのが昨年の8月でしたから、新社屋の完成までわずか1年足らずということになります。最初の土地探しから、各種届出に関する助言、企業誘致に関する補助制度の活用まで、県、市にはいろいろな面でご支援をいただきました。

新社屋では、LED部品関連事業だけにとどまらず、その他の半導体や部品加工に用いる、世界一のレーザー加工技術を開発するための研究開発を行います。日本のものづくりを復活させるための技術を、徳島から発信したいです。

徳島は近畿や九州にも近いですし、関西国際空港から海外へもすぐに行ける。地元の大学や高専などからも人材を確保しながら、徳島が誇る「LED」や「光ブロードバンド」に続く、もう一つの「光(レーザー)」を作り上げていきたいと思っています。



新社屋起工式。新たな研究開発を進めていきます。