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小野さくら野舞台(上山町)の襖絵を視察するケリーさん

 

自分の殻に閉じこもらず夢を実現させて

 

第27回国民文化祭・とくしま2012の国際交流事業として、昨年10月13日~15日の3日間、英国を代表する文化施設サウスバンクセンターの芸術監督ジュード・ケリーさんを招聘しました。阿波藍アートプログラムや阿波人形浄瑠璃、神山アーティスト・イン・レジデンスなどを視察したケリーさんは、その後、県・市町村・文化施設の職員を対象に講演を行いました。

ケリーさんは、徳島を元気にするには、ここに住む皆さんが、徳島の魅力を知って、自信を持って発信していくことが第一歩だと言います。

「農村舞台に世界中の人形劇を呼んで、地道に活動していくと、4年後にはすごいことが起きると思うんです」

「世界中のデザイナーや学生を巻き込んで、阿波藍の魅力を発信すれば、みんながあっと驚くことができると思うんです」

そしてこう続けました。

「徳島が夢を実現できる場所になってほしい。何か新しいことをやりたいという若者に『徳島に住んでいてもできるんだ』と思ってもらうこと。そのために絶対言ってはいけない台詞が『そのアイデアは大きすぎる』『東京ならできるかも』です。一人一人に『自分は何かをできる可能性を持っている』と実感してもらうことが大事なのです」

徳島が好きで、徳島を元気にするために何かをしたいと思う。それは小さなアート展かも知れません。国際的な音楽フェスティバルや地域の伝統芸能を継承することかも知れません。大切なのは、何かしたいと感じている人を中心に動き出すこと。そこに面白がる人が集まり、地域を巻き込み、交流を生む。それが文化によるまちづくりに他なりません。