いちごの病害虫防除による生産安定

いちごの病害虫防除による生産安定

2011年3月31日

目的 : IPM防除の推進

 

病害虫の防除としてのIPMを推進することで化学農薬使用量の削減と省力化を図り、ブランド力を強化し生産者の収益を高めます。

 

活動経過 : IPMによる病害虫防除技術の確立と品種特性に応じた栽培方法の普及

 

1)農業研究所や高度支援センターと連携し、ハダニやアザミウマ、炭疽病等の調査や講習会、現地検討会を開催しました。
2)ハダニの天敵:ミヤコカブリダニ(ハダニを捕食するダニ)を全戸に導入しました。
 アザミウマ対策として粘着板や天敵の導入試験を行いました。
3)夏秋いちごにおいて、夏期の高温や灰色かび病対策として循環扇を一部導入し品質の向上を図りました。
4)IPMの先進地視察を行い栽培農家への重要性の意識づけを行いました。
5)夏秋いちご「サマーアミ-ゴ」の研修会を開催し、講習会や現地巡回を通じて具体的な栽培方法の周知を図りました。
6)促成いちごについても、天敵や微生物農薬の使用により化学農薬の低減を図りました。

 

成果 : 薬剤散布回数の軽減と長期出荷の実現

 

1)天敵を全戸が導入し、化学農薬の使用回数が減少し薬剤散布労力が軽減できました。
2)病害虫の発生状況をよく観察することで早期の対策がとれるようになりました。
3)循環扇や細霧冷房を導入し、ハウス内温度の低下や換気を行い、市場の評価が高まりました。
4)「サマーアミーゴ」の成り疲れ対策や、定植時期の分散、遮光資材等の利用による高温対策等を講習会や現地検討会で説明し長期出荷につながりました。

 

いちごの病害虫防除による生産安定1 いちごの病害虫防除による生産安定2