なす(ハウス) 11月の管理について

なす(ハウス) 11月の管理について

2014年11月6日

1 11月中旬頃までは,ハウスは昼夜とも開放して低温気味の管理を行ない,徒長を防ぐとともに根の発根を促します。11月中旬以降は特に気温が下がってくる為,夜は密閉し保温に努めます。気温が下がる前に内張カーテンと暖房機を整備しておき,低温により葉にアントシアンが生じる頃から加温を始めます。

 

  

2 暖房開始までにマメハモグリバエ・ミナミキイロアザミウマ等の防除を徹底しておきます。

    
3 ハウス内温度が20℃を超えたら内張カーテン等を開いて換気します。ハウス内の温度は午後1時頃までは30℃,その後はやや低めの25℃を目標に管理します。ハウス内の温度が高いうちにハウスを閉め切ると,ハウス内湿度が高くなり,すすかび病や灰色かび病が発生しやすくなるため,カーテンを閉めるのはハウス内温度が20℃以下になってからとします。

 

  ハウス内 ×450 PA301332.jpg

上写真1:ハウス内の様子

  
4 初期のアザミウマは新芽と大きく育った葉の裏の両方に飛来してきます。1匹の雌が50~100個の卵を産み,幼虫は葉を吸汁するだけでなく,増加すると果実にキズが発生します。

 

 アザミウマ 新葉の巻 ×450 PA170890.jpg

上写真2:大量に発生したアザミウマ幼虫の吸汁により新葉が巻き上がった状態。

 

 アザミウマ 新葉の巻 アップ ×450 PA170872.jpg

上写真3:写真2の拡大

 

  アザミウマ 葉裏 ×450 .jpg

上写真4:大きな葉の裏側に見える「かすり状のキズ」はアザミウマの幼虫が吸汁している部分です。

 

 アザミウマ 葉裏アップ ×450 PS_Capture.jpg

上写真5:写真4の拡大。1カ所のかすり状部分に複数のアザミウマ幼虫。幼虫は特に小さく肉眼では確認しづらい。「かすり状のキズ」が少ないうちに徹底防除を行います。

   

5 保温対策
 原油高騰を受け,数年前に比べ重油価格が上昇しています。
 省エネの基本は保温です。被覆資材の隙間をしっかりふさぐ,加温機の清掃点検の徹底など,「施設園芸省エネルギー生産管理チェックシート」(農水省HP)を活用して,加温開始前にできることを行い,燃料費を抑えるよう準備しましょう。

 

 

 

農水省HP http://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/ondanka/

 

  (ページ後半にある参考資料の温室効果ガス排出削減対策関係欄にあります。)

 

  

(参考)
 10月の資料もご参照下さい。
 http://www.pref.tokushima.jp/shien/docs/2014100600136/

  

お問い合わせ

吉野川農業支援センター
吉野川ブランド推進担当
電話:0883-26-3982