なす(ハウス) 3月の管理について

なす(ハウス) 3月の管理について

2015年3月23日

1 温度管理

 

 日中のハウス内温度は午前中は28~30℃,午後は25℃を目標に管理します。

 夜温は最低気温12℃以上を確保します。曇雨天等で日照量が少ない日には,夜間の最低温度を2℃位下げます。
 ハウス内張資材等により保温に努めます。
【ワンポイント】
 気温の上昇とともにハウス外の虫の活動が次第に進んできます。サイドネットを開ける時間も長くなるため,ハウス周辺の雑草管理を行い,ハウス外からの虫の飛び込み防止に努めます。

【ワンポイント】

 灰色かび病やすすかび病の発生が増える時期です。湿度管理にも配慮します。

 

×549 ハウス温度推移イメージ図.jpg

 

2 葉かぎ
 採光性を高め地温の上昇を図るため,整枝と葉かぎを徹底し,日光が地表面に当たるよう配慮します。その際,かいだ葉は地面に放置すると地温の上昇を妨げるため,ハウス外へ除去します。葉かぎは病害虫被害葉,下垂している古葉,大きすぎる葉等を中心に行います。一度にたくさんの葉をかぐと,草勢が低下し,すすかび病など発生の原因となる場合があります。

 

3 側枝の処理
 側枝は第1花の上葉1枚を残し摘芯し,収穫後は1芽を残して切り戻します。
 着果しなかったり不良花の着いた枝は早めに除去します。

 

4 ホルモン処理
 つぼみ~開花時に,トマトトーン50倍液を花に噴霧します。
 暖かい時期は1~2日おき,寒い時期は2~3日おきに噴霧します。

 

5 ハチの管理

 ※販売元の使用説明書等をご確認ください。
(1)農薬の影響日数を確認し,ハチの導入前及び導入中の農薬使用方法に配慮します。
(2)巣箱は地面に直接置かず,コンテナなどの上に置きます。なお,アリ対策として水を張った容器にブロック等を置き,その上に設置するのも効果的です。この場合,箱が水に濡れないよう注意してください。
(3)ハウス内の温度は,マルハナバチでは巣箱近くの温度を最低15℃~最高30℃の間で管理します。巣箱が30℃以上の高温に長時間さらされないよう注意してください。
  (ミツバチの場合,ミツバチ自体が巣箱の中心温度を34~35℃に調整していますが,温度管理に配慮します。)
(4) ハチの巣箱に直接太陽光が当たらないよう,箱の上に発泡スチロール等を置きます。
(5)ハチのエサとなる「糖蜜」を定期的に補給します。マルハナバチの場合,巣箱中への給餌の他,ハウス内に「糖蜜」を入れた容器を吊します。

×549 マルハナバチの糖蜜 .jpg

 

6 着果調整
 果実が成りこむと草勢が弱るので,不良果や「わき芽」の整理を行い着果調節します。
 草勢が弱り始めたときは,やや小さめの果実で収穫し,樹勢の回復を図ります。

  

7 追肥及びかん水
 低温期に固形有機肥料を施用するとガス害を招く場合があるので,追肥は液肥を中心に行います。
 (液肥は窒素N成分量で0.7~1.0kg,振り肥はN成分量で約3kgを基準とします)
 地温の低下を避けるため,かん水は晴天日の午前中(地温が上昇する10~11時頃)に少量ずつ行います。
 

8 病害虫防除
 多湿条件が続くとすすかび病,灰色かび病等が発生しやすくなるため,水管理の適正化,日中の換気,夜間早朝の加温等によりハウス内の湿度低下を図るとともに,伝染源となりうる罹病果葉や開花後の花弁は速やかに取り除きます。

 

 

 

 

(参考)27年2月 掲載アドレス

http://www.pref.tokushima.jp/shien/docs/2015020200246/

 

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