なす(ハウス) 10月の管理について

なす(ハウス) 10月の管理について

2015年10月5日

 ハウスは昼夜とも開放して低温気味の管理を行ない,徒長を防ぐとともに根の発根を促します。

 マルチは過繁茂を避けるため,地温が下がってから(10月下旬頃を目安)かけます。

 活着後のかん水は1回の量が多すぎないよう注意して施し,実が成り始めたらかん水量を増やします。かん水は晴天日の午前中に行います。

 整枝は第1果を中心に発生する強い枝を残し主枝とします。誘引角度は45度程度とし,樹勢が強い場合は広め(寝かせ気味)に,弱い場合には狭め(立て気味)に誘引します。
 確実に着果させるため,開花時にトマトトーンの50倍液を噴霧します。一度処理した花には,重複処理しないよう注意します。

 側枝は1果取りの1芽切り戻しを基本とします。着果を認めたら果実の上1葉を残し摘芯し,収穫時に1芽を残して切り戻します。花飛びした場合には,次の花が着くまで伸ばそうとせずに早めに切り戻します。わき芽は主枝に近い芽を1つ残して取り除きます。

 ふところが混み合うと光が当たらずに良い花芽が出来なくなるため,ふところの徒長枝は早めに切り返します。

 暖房開始時までにハダ二,ミナミキイロアザミウマ,コナジラミ,うどんこ病等の防除を徹底します。

 ハウスサイド換気や谷間換気口からの飛び込みを減らすため,0.8mm目程度のナイロン網の活用が有効です。ただし換気効率が低下するため,換気扇による強制換気に十分配慮してください。

 うどんこ病が発生しやすい季節なので初期防除を行ってください。周囲の作物に注意し,ハウスの外回りを同時防除することも効果的です。

 土着天敵(タバコカスミカメ)の導入時期です。ハウス内にはあらかじめゴマやクレオメを植えておき,露地で栽培していた土着天敵の定着したゴマを刈り取った後,ハウス内に持込み,ナスの株元に配置します。ゴマを持ち込む際,害虫のカメムシが着いていないか確認してください。

 

 

ナスとバンカープランツ.jpg

写真:ハウス谷間の植物はゴマとクレオメ(9月14日撮影)

  

 

(参考)27年9月分 掲載アドレス

 http://www.pref.tokushima.jp/shien/docs/2015090100040/

 

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