なす(ハウス) 12月の管理について

なす(ハウス) 12月の管理について

2015年12月7日

 日中のハウス内温度は天候の状況に応じ,谷間換気,サイド換気,換気扇等を活用し(午前中は28~30℃,午後は25℃を目標。※CO2発生機を使用しない従来型の場合。)適温に管理します。燃油価格の高騰により夜温の設定温度を10℃程度と低くする傾向にありますが,できれば最低気温は12℃以上を確保したいところです。

 なお,太陽光の弱い時期に高夜温で管理すると樹勢を弱めるので,曇雨天等で日照量が少ない日には,通常の夜間最低温度が12℃の場合であれば,2℃程度下げます。

 低温期に有機肥料施用するとガス害を招きやすいため,追肥は液肥を中心に行います。

 採光性を高め地温の上昇を図るために整枝摘葉を徹底し,日光が地表面に当たるようにします。その際摘葉した葉を地面に放置すると地温の上昇を妨げるので取り除きます。摘葉は,病害虫被害葉,下垂している古葉,大きすぎる葉等を中心に行います。

 多湿条件が続くとすすかび病,灰色かび病等が発生しやすくなるため,水管理の適正化,日中の換気,夜間早朝の加温等によりハウス内の湿度低下を図るとともに,病気を発症している果実や葉,開花後の花弁は速やかに取り除きます。今シーズン,10月,11月はうどんこ病が散見されているため,併せて初期防除してください。

 

 

ハウス内1.jpg

写真1:定植から約2ヶ月後のハウス内

 

ハウス内2.jpg

写真2:同上

 

 

 土着天敵「タバコカスミカメ」をハウス内で温存する場合,ゴマの生育が終盤を迎えるため日長に左右されないクレオメを活用します。またタバコカスミカメに影響の少ない農薬や展着剤を使用します。詳しくは農業支援センターまで御相談ください。

 

ゴマとクレオメ.jpg

写真3:連棟ハウス谷間のゴマ(手前)とクレオメ(奥)

 

クレオメ.jpg

写真4:畝端のクレオメ

葉についた小さな穴は,タバコカスミカメがクレオメの汁を吸ったあと。タバコカスミカメの成育目印。

 

  

 

(参考)27年11月分 掲載アドレス

 http://www.pref.tokushima.jp/shien/docs/2015103000053/

 

関連ワード

お問い合わせ

吉野川農業支援センター
吉野川ブランド推進担当
電話:0883-26-3983