なす(ハウス) 3月の管理について

なす(ハウス) 3月の管理について

2016年3月7日

1 温度管理

 日中のハウス内温度は午前中は28~30℃、午後は25℃を目標に管理します(※CO2発生機を使用しない従来型の場合)。
 夜温は最低気温12℃以上を確保します。曇雨天等で日照量が少ない日には、夜間の最低温度を2℃位下げます。

 ハウス内張資材等により保温に努めます。

 

■ワンポイント

 気温の上昇とともにハウス外の虫の活動が次第に進んできます。サイドネットを開ける時間も長くなるため、ハウス周辺の草管理を行い、ハウス外からの虫の飛び込み防止に努めます。

 また、灰色かび病やすすかび病の発生が増える時期です。湿度管理にも配慮します。

 

ハウス谷間換気.jpg

写真1:ハウス内の「谷間換気」の様子

 

 

2 葉かぎ

 採光性を高め地温の上昇を図るため、整枝と葉かぎを徹底し日光が地表面に当たるよう配慮します。その際かいだ葉は、地面に放置すると地温の上昇を妨げるためハウス外へ持ち出します。葉かぎは病害虫被害葉、下垂している古葉、大きすぎる葉等を中心に行います。一度にたくさんの葉をかぐと、草勢が低下しすすかび病など発生の原因となる場合があります。

 

ハウス内の様子.jpg

写真2:ハウス内の株の様子

 

 

3 側枝の処理

 側枝は第1花の上葉1枚を残し摘芯し、収穫後は1芽を残して切り戻します。

 着果しなかったり有効な花が着かなかった枝は、早めに除去します。

 

 

4 ホルモン処理

 つぼみ~開花時に、トマトトーン50倍液を花に噴霧します。

 暖かい時期は1~2日おき、寒い時期は2~3日おきに噴霧します。

 

 

5 ハチの管理

 ※販売元の取扱説明書等を確認してください。

 農薬の影響日数を確認し、ハチの導入前・導入中の農薬使用方法に配慮します。

 巣箱は地面に直接置かず、コンテナなどの上に置きます。なお、アリ対策として水を張った容器にブロック等を置き、その上に設置するのも効果的です。この場合、箱が水に濡れないよう注意してください。

 ハウス内の温度は、マルハナバチでは巣箱近くの温度を最低15℃から最高30℃の範囲で管理します。巣箱が30℃以上の高温に長時間さらされないよう注意してください。

 (ミツバチの場合、ミツバチ自身が巣箱の中心温度を約34℃に調節していますが、温度管理に配慮します。)

 ハチの巣箱に直接太陽光が当たらないよう、巣箱の上に発泡スチロール等を置きます。

 ハチの餌となる「糖蜜」を定期的に補給します。マルハナバチの場合、巣箱内への給餌のほか、ハウス内に「糖蜜」を入れた容器をつるします。

 

 糖蜜.jpg

写真3:糖蜜の入った容器

 

 

6 着果調整

 果実が成りこむと草勢が弱るので、不良果や「わき芽」の整理を行なって着果調節をします。

 草勢が弱り始めたときは、やや小さめの果実で収穫し、樹勢の回復を図ります。

 

 

7 追肥・かん水

 有機肥料を施用するとガス害を招く場合があるので、追肥は液肥を中心に行います。

 (液肥はチッソ成分量で0.7~1.0kg/10a、振り肥はチッソ成分量で約3kgを基準とします)

 日射量の増加、気温の上昇にともないかん水量を増やします。かん水は晴天日の午前中(地温が上昇する10~11時頃)に行います。

 

 

8 病害虫防除

 多湿条件が続くとすすかび病、灰色かび病等が発生しやすくなるため、水管理の適正化、日中の換気、夜間早朝の加温等によりハウス内の湿度低下を図るとともに、伝染源となりうる罹病果葉や開花後の花弁は速やかに取り除きます。

 

  

 

(参考)28年2月分 掲載アドレス

 http://www.pref.tokushima.jp/shien/docs/2016020800023/

 

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