トマト及びミニトマト(雨よけ) 6月の管理について

トマト及びミニトマト(雨よけ) 6月の管理について

2016年5月25日

 雨よけの夏秋トマトは、収穫時期を迎え、樹勢の維持がより重要になります。
 次のとおり、管理のポイントをお示ししますので、適切な管理に努めてください。

 

(1)追肥
 追肥は、第3段花房の開花期前後から開始します。
 施肥量は窒素成分で1~2kg/10aが標準とされますが、最初は少なめに施用し、樹勢や天候を見ながら、段数が上がるにつれて増やすようにします。

 

(2)かん水
 かん水は、第3花房開花期までは控えめに(茎葉がしおれない程度)。
 第3花房開花期以降は5~7日おき、晴天日の午前中にかん水しますが、日中の外気温が30℃を超えるようなときは、夕方にかん水してください。
 少量多回数でかん水すると裂果も少なくなります。土壌水分が多すぎると糖度の低下につながるので注意してください。最大で2~3リットル/株のかん水量が必要とされますが、ほ場の状態や生育状況によって加減してください。
 また、曇雨天の前日・当日はかん水をしないようにします。さらに、ハウスの周辺から浸水・透水させないように排水路を作ることも重要です。

 

(3)摘果(花)
 草勢に応じて着果(花)数を加減します。特に、収穫初期には注意してください。着果数は、大玉では1花房当たり4~5果です。ミニで摘果(花)する場合は、花房の先の方の数個(数輪)を摘みます。

 

(4)摘葉
 第2花房の収穫が始まった頃から、第1花房以下の葉を取り除き、通風、通光をよくします。摘葉しすぎると樹勢が低下するので、展開している葉が17枚以下にならないようにしてください。
 摘葉、芽かぎは晴天日に行い、傷口がすぐに乾くようにします。
 腋芽の取り遅れは、樹勢の低下や病害虫の発生原因となるので早めに芽かぎをします(樹勢が強すぎる場合は、芽かぎのペースをやや遅くすると樹勢の調節になります)。
 主枝の先端が日焼け等でおかしくなりだしたら、腋芽を残しておき、予備の主枝として使えるようにしておきます。

 

(5)ホルモン処理
 トマトトーン処理をする場合は、1花房に3~5花ぐらい開花したら、100~200倍液を、処理花房のすべての花にかかるよう散布します。

 なお、一度処理した果実には、かけないようにしてください。
 生長点や新葉にかかると葉が変形しますので、かからないように注意してください。また、高温時には十分換気をしながら行ってください。


(6)病害虫防除
 気温が高くなってくると、コナジラミ類等の害虫の発生が多くなるので、防除に十分注意してください。
 また、梅雨時期には疫病の防除もおこなってください。

関連ワード

お問い合わせ

吉野川農業支援センター
吉野川ブランド推進担当
電話:0883-26-3983