なす(夏秋) 7月の管理について

なす(夏秋) 7月の管理について

2016年6月28日

1 病害虫対策
 うどんこ病,灰色かび病,褐色腐敗病が発生する時期なので,あらかじめ殺菌剤を予防散布し,発生を未然に防ぎます。また,不要な葉の葉かぎを少量ずつ行い,風通しを良くすることも大切です。

 ハダニ類,アザミウマ類,コアオカスミカメ等の害虫も散見されているので,ほ場を観察し,発生が確認されるようであれば,初期防除に努めます。

 

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写真1:うどんこ病

 

 

2 生育管理 

 側枝の管理は,花が咲いたらその上の葉を一枚残して摘芯します。また,側枝のわき芽は一番下のわき芽だけ残して,その他は取り除きます。

 追肥は,収量や生育状況を把握しつつ,前年の実施状況を参考に,樹勢低下を起こさないよう定期的に追肥します。まず,窒素成分で10アールあたり1キロの施肥から始めます。苦土欠乏症対策として,硫酸マグネシウムも施用します。

 夏期のかん水は夕方に行い,うね間に長時間水をためないよう管理します。

 

 

 天敵昆虫の様子 

 6月にはオクラやマリーゴールドにコナジラミやアザミウマを捕食する天敵昆虫「ヒメハナカメムシ」の定着がみられるようになりました。

 

ほ場のオクラ.jpg

写真2:ナスのほ場に植えられたオクラ

 

オクラのつぼみに定着したヒメカメ成虫と幼虫.jpg

 写真3:オクラのつぼみに定着したヒメハナカメムシの成虫と幼虫

 

オクラからナスに移動したヒメハナカメムシ.jpg

写真4:オクラからナスに移動したと思われるヒメハナカメムシの成虫

 

 7月は天敵昆虫「タバコカスミカメ」がゴマやクレオメに発生する時期です。タバコカスミカメは,ヒメハナカメムシと同様にコナジラミやアザミウマを捕食します。ゴマはうね端やほ場の日当たりの良い場所に30センチ間隔で直まき(又は苗を定植)します。

 なお,タバコカスミカメは,ピーマンやシシトウ,トマトなどへ食害を及ぼすことがあるため,タバコカスミカメ温存用のゴマはナス畑用とし,ピーマンなどの近くには植えないようお願いします。

 

ゴマに定着したタバコカスミカメ.jpg

 写真5:ゴマに飛来したタバコカスミカメ(中央)

 

うね端に植えられたゴマ.jpg

 

写真6:うね端に植えられたゴマ

 

 

  

(参考)28年6月分 掲載アドレス

 http://www.pref.tokushima.jp/shien/docs/2016052400024/

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