なす(ハウス) 8月の管理について

なす(ハウス) 8月の管理について

2016年8月9日

1 ほ場の準備
 ハウスの休閑期間が短いことから,土壌消毒,たい肥投入等の土作りを計画的に行います。

 定植1か月前に完熟たい肥を全面に散布・耕うんし,定植1週間前には基肥を全層に施用後,深く耕し肥料を下層まで均等に混ぜます。

 半身いちょう病など立枯病対策として,米ぬかなどを利用した土壌還元消毒が有効です。

 

2 定植等
 定植作業では根を傷めないよう,特に注意します。

 根鉢が形成され,第1花が開花直前になった大苗を定植します。

 植穴底部の水不足は活着の遅れにつながるため,定植前の植穴に十分かん水しておきます。

 定植の数時間前に,ポットへたっぷりとかん水しておきます。

 根鉢を崩さないようにポットから抜き取り,接ぎ木部が土中に埋もれないよう浅植えにします。

 害虫防除のため,定植前にナス苗のポットへモベントフロアブル5等をかん注したり,定植時の植穴にスタークル粒剤等を土壌混和します。(記載農薬の登録情報は平成27年8月現在のもの)

 ※登録農薬を適正に使用するため,農薬の表示ラベルの内容を確認してください。

 ※定植後,生育初期にタバコカスミカメやスワルスキーカブリダニなどの天敵を導入する場合には,定植前及び定植時等に使用した農薬(購入苗に使用されている農薬も含む)の残効期間等を確認した上で,天敵の導入時期を調整してください。

 仮支柱を立てます。

 定植作業後に,土が落ち着く程度にかん水します。

 定植から活着(約10日間)までは,根鉢が乾かないよう,毎日株元(半径15cm位の範囲)へ手かん水します。

 マルチは気温が下がってから行います。(目安:10月中旬以降)

 

3 天敵昆虫の導入準備
 ナスの定植時期に地域に生息している天敵昆虫「タバコカスミカメ」を導入する場合には,ゴマ等を栽培し天敵昆虫を温存しておきます。

 タバコカスミカメの自然発生時期は7月頃ですが,発生時期や発生量の多少は地域による違いがあります。

 ゴマは畝の端や,日当たりの良い場所に30cm間隔で植えます。

 なお,タバコカスミカメは,ピーマンやシシトウ,トマトなども好むことから,タバコカスミカメ温存用のゴマはナス畑用とし,ピーマンなどの近くには植えないようにお願いします。

 

ゴマ筋植えの様子.jpg

写真:夏秋ナスのほ場で育てているゴマ(は種から40日目)

 

 

(参考)28年7月分 掲載アドレス

 http://www.pref.tokushima.jp/shien/docs/2016062700077/

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