ブロッコリー 8月の管理について

ブロッコリー 8月の管理について

2016年8月9日

1 育苗

  雨除け状態で、夏期は30%程度の遮光をして、降雨と高温を防いで育苗しま

 しょう。

 ○灌水は午前中に重点的に行い、培土の状態に応じて午後はなるべき控えめにし

 ましょう。

   夕方に培土が過湿状態だと苗立ち枯れ病が発生しやすくなります。

 ○開口部に防虫ネットを被覆して害虫の飛び込みを防ぎましょう。

 IMG_5512.JPG         

         苗立枯病発病株

 

2 定植前の土作り

 ○たい肥は完熟牛ふんたい肥など2~4t/10a程度を毎年投入しましょう。

 ○未熟堆肥や生ふんを投入する場合は、早目(定植2か月前までかつ8月末までに)にすき込み、その後も数回耕うんして空気を入れて腐熟を促進してください。

 ○鶏ふんたい肥を利用する場合は500kg/10aまでにとどめましょう。

  また、窒素分を3%程度含むので、その分の窒素分を元肥から減肥しましょう。

 ○たい肥等の有機物を施用していないとホウ素等微量要素欠乏症が発生するので、微量要素を含んだ土壌改良資材や肥料を過剰症が発生しないように適度に施用しましょう。

 ○土壌pHを矯正するために苦土石灰等の石灰資材を施用してください。

 ○たい肥、稲わら等の未熟植物残さすきこみから定植までの期間が短いと立枯病が発生しやすいので注意しましょう。

 ○稲わらをすきこむ時に石灰窒素を同時に施用すると腐熟が促進されます。その場合は石灰窒素の分の窒素分を元肥から減肥しましょう。

 

3 定植前後の管理

 ○畦は高畦にし、ほ場周辺に溝切りして、ほ場の排水をよくしておく。

  写真のように排水口を塞ぐような位置に畦を立てないようにする。

ブロッコリーほ場.JPG

 ○根こぶ病発生ほ場については土壌pHを高め(pH7.5以上)に矯正するとともに登録殺菌剤の土壌混和処理をする。

 ○チョウ目害虫の被害が大きい時期なので、定植3~5日前にプレバソンフロアブル5、ジュリボフロアブル、ベリマークSC等の浸透移行性殺虫剤のセル育苗トレイかん注処理を必ず行う。

 ○畑地や稲わらすき込みから間がないほ場では、立枯病予防のため、定植前に苗にリゾレックス水和剤をかん注処理しておく。

 ○定植後は株元かん水や畝間かん水で根の周辺の水分を確保し、活着を促進する。

 ○スーパーセル苗や老化苗は、活着促進のため定植直前か直後に液肥をかん注する。

 ○定植3週間後頃から追肥を施用する。追肥後は中耕、土寄せをして肥効をよくする。

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