ブロッコリー 1月の管理について

ブロッコリー 1月の管理について

2016年12月28日

1 被覆資材べたがけ栽培

 中早生品種「おはよう」「玉麟」を1月に定植し、保温被覆資材(アイホッカ,パオパオ,フレンド等)でべたがけ被覆して保温することにより、生育を促進できる。

 

べたがけ.jpg

写真1:べたがけの様子

 

 べたがけ栽培.gif

 

<注意事項>
 ・ブロッコリーの生長をみこして余裕を保たせて被覆資材をべたがけし、所々を金属留め具等で押さえる。留め具は裾の余裕をもたせるように押さえる。

 ・風が吹くと不職布はU字型留め具にひっかかって破れやすい。風の強いところでは太い留め具などでしっかり端を止め、ブロッコリーの生長に応じて止め直す必要がある。

 ・追肥作業時には一度被覆をめくって施肥し、再び被覆し直す必要がある。

 ・被覆により湿度が高くなり菌核病が発生しやすいので被覆前に防除しておく。また、保温によりアブラムシも増加しやすいので注意する。

 

2 低温時の育苗

 ○かん水は朝に行い、培土の乾き具合によりかん水の間隔を変える。
 ○保温のために育苗ハウスを閉めこんだり、不織布等で被覆すると、湿度が高くなってべと病、苗立枯病等の病害が発生しやすいので注意し、通風や薬剤防除で抑制する。
 ○品種「おはよう」は低温でブラインド(芯止まり)を生じやすいので保温に注意し、できれば育苗中は最低温度を10℃以上になるように温床やトンネル被覆等で保温する。

 

 

3 低温時発生病害防除

 

 ○湿度が高いと発生が多くなるので、薬液が乾きにくい夕方遅くには散布しない。 

 ○べと病対策 

  冬期育苗中に葉で多発生しやすいので、ランマンフロアブル、ライメイフロアブル、レーバスフロアブル等で防除する。 

  春~初夏収穫作型の花蕾での発生は少ない。換気やかん水に注意して育苗ハウス内の湿度を下げるようにする。 

 ○菌核病対策 

  定植後に活着したらすぐに、株元を重点に登録殺菌剤を散布する。(発病後の殺菌剤散布の防除効果が低いので予防する) 

  畑地は水田後に比べて発病が多いので必ず予防散布する。 

 

 

ブロッコリー.jpg

写真2:苗でのベと病

 

4 追肥

 ○定植後2~3週間目頃に1回目の追肥を開始し、2~3週間程度の間隔で2回目以降の追肥をする。

 ○即効性の化成肥料(NK化成、硫安、尿素等)で1回につき窒素成分で5kg/10aを目安に3~4回施用する。(地温が下がってくると有機質肥料は肥効が出にくい)
 ○遅れて肥効が現れると、異常花蕾の原因になるので、出蕾以降の遅い時期に追肥しない
 ○肥料が茎葉に直接触れると葉焼け等の障害の原因になるので、茎葉に付かないように地面に散布する。

 ○追肥後は肥効をすぐに効かせるためと、畝間除草をかねて中耕する。

関連ワード

お問い合わせ

吉野川農業支援センター
吉野川ブランド推進担当
電話:0883-26-3983