なす(ハウス) 2月の管理について

なす(ハウス) 2月の管理について

2017年1月31日

1 温度管理

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 日中のハウス内温度は午前中は28~30℃,午後は25℃を目標に管理します。ハウス内湿度を下げるため,15~16時頃に空気の入れ換えを行います。
 夜温は最低気温12℃以上を確保します。曇雨天等で日照量が少ない日には,夜間の最低温度を2℃位下げます。
 ハウス内張資材等により保温に努めます。
【ワンポイント】
 最高最低温度の確認できるデジタル温度計の活用が有効です。用紙に記録することで日々の温度変化を数値で把握することができます。ハウス内の気温のほか,ハウス内の地温やハウス外の気温も同時に測ることで環境変化がより分かりやすくなります。
 また,長年活用している暖房機の温度計が正しい温度を測定しているか,別の温度計で確認することをおすすめします。

 

2 葉かぎ
 採光性を高め地温の上昇を図るため,整枝と葉かぎを徹底し日光が地表面に当たるよう配慮します。その際かいだ葉は地面に放置すると地温の上昇を妨げるためハウス外へ除去します。葉かぎは病害虫被害葉,下垂している古葉,大きすぎる葉等を中心に行います。一度にたくさんの葉をかぐと,草勢が低下し,すすかび病など発生の原因となる場合があります。

 

3 側枝の処理
 側枝は第1花の上葉1枚を残し摘芯し,収穫後は1芽を残して切り戻します。
 着果しなかったり不良花の着いた枝は早めに除去します。

 

4 ホルモン処理
 つぼみ~開花時に,トマトトーン50~70倍液を花に噴霧します。
 暖かい時期は1~2日おき,寒い時期は2~3日おきに噴霧します。

 

5 着果調整
 なりこむと草勢が弱るので,不良果や腋芽の整理を行なって着果調節します。
 草勢が弱り始めたときは,やや小さめの果実で収穫し,樹勢の回復を図ります。

  

6 追肥及びかん水
 低温期に固形有機肥料を施用するとガス害を招く場合があるので,追肥は液肥を中心に行います。
 (液肥は窒素N成分量で0.7~1.0kg,振り肥はN成分量で約3kgを基準とします)
 地温の低下を避けるため,かん水は晴天日の午前中(地温が上昇する10~11時頃)に少量ずつ行います。
【ワンポイント】

 マルチの下の水分の状態を確認し,適切なタイミングでかん水を行います。人による確認に加え土壌水分計の活用も有効です。

 

7 病害虫防除
 多湿条件が続くとすすかび病,灰色かび病等が発生しやすくなるため,水管理の適正化,日中の換気,夜間早朝の加温等によりハウス内の湿度低下を図るとともに,伝染源となりうる罹病果葉や開花後の花弁は速やかに取り除きます。

 

 

8 その他
【ワンポイント】

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 小さな荷札を活用し,開花(ホルモン処理)時から生育(肥大)状況を観察してみて下さい。ナスの1株の中でも着果位置等により生育速度は異なります。荷札は植物に直接付けるのではなく誘引ひもなどに付けることをおすすめします。
 また,荷札は収穫作業時等,常に携帯し,病気や害虫の発生地点に取り付ければ防除時(特に念入りに防除する場所)の目印にするなど,有効に使うことができます。

 

 

 

 

また,暖房に関しては,農水省の省エネ管理チェックシート(http://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/nenyu_koutou/n_energy/)の活用などで,燃油消費の節約に努めましょう。

 

(参考)29年1月 掲載アドレス
http://www.pref.tokushima.jp/shien/docs/2016122700023/

 

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