トマト及びミニトマト(雨よけ) 6月の管理について

トマト及びミニトマト(雨よけ) 6月の管理について

2017年6月2日

 雨よけの夏秋トマトは、収穫時期を迎え、樹勢の維持がより重要になります。
 以下に、管理のポイントを列挙します。参考にしてください。

 

(1)追肥
 追肥は、第3段花房の開花期前後から開始します。
 施肥量は窒素成分で1~2kg/10aが標準とされますが、最初は少なめに施用し、樹勢や天候を見ながら、段数が上がるにつれて増やすようにします。

 

(2)かん水
 かん水は、第3花房開花期までは控えめに(茎葉がしおれない程度)します。
 その後は5~7日おき、晴天日の午前中にかん水しますが、日中の外気温が30℃を超えるようなときは、夕方にかん水します。
 少量多回数でかん水すると裂果も少なくなります。土壌水分が多すぎると糖度の低下につながるので注意します。最大で2~3L/株のかん水量が必要とされますが、ほ場の状態や生育状況によって加減します。
 また、曇雨天の前日・当日はかん水をしないようにします。さらに、ハウスの周辺から浸水・透水させないように排水路を作ることも重要です。

 

(3)摘果(花)
 草勢に応じて着果(花)数を加減します。特に、収穫初期には注意します。着果数は、大玉では1花房当たり4~5果が目安です。ミニで摘果(花)する場合は、花房の先の方の数個(数輪)を摘みます。

 

(4)摘葉
 第2花房の収穫が始まった頃から、第1花房以下の葉を取り除き、通風、通光をよくします。摘葉しすぎると樹勢が低下するので、展開している葉は17枚以下にならないようにします。
 摘葉、芽かぎは晴天日に行い、傷口がすぐに乾くようにします。
 腋芽の取り遅れは、樹勢の低下や病害虫の発生原因となるので早めに芽かぎをします(樹勢が強すぎる場合は、芽かぎのペースをやや遅くすると樹勢の調節になります)。
 主枝の先端が日焼け等でおかしくなりだしたら、腋芽を残しておき、予備の主枝として使えるようにしておきます。

 

(5)ホルモン処理
 トマトトーン処理をする場合は、1花房に3~5花ぐらい開花したら、150~200倍液を、午前中に散布します。ミニトマトは1果房に複数回の処理をすることもありますが、一度
処理した花(果実)にはかけないようにします。
 生長点や新葉にかかると葉が変形しますので、かからないように注意します。


(6)病害虫防除
 害虫の発生が多くなるので、初期防除に努めます。

 また、梅雨時期には疫病の発生にも注意します。

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