ブロッコリー 10月の管理について

ブロッコリー 10月の管理について

2017年10月6日

追肥

 定植後2~3週間目頃に1回目の追肥を開始し、2~3週間程度の間隔で2回目以降の追肥をする。

 即効性の化成肥料(NK化成、硫安、尿素等)で1回につき窒素成分で5kg/10aを目安に3~4回施用する。

   (地温が下がってくると有機質肥料は肥効が出にくい)
 遅れて肥効が現れると、異常花蕾の原因になるので、出蕾以降の遅い時期に追肥しない。
 肥料が茎葉に直接触れると葉焼け等の障害の原因になるので茎葉に付かないように地面に散布する。

   (下図赤線のように葉先の真下から、少し株の外側の位置へ散布すると細根が伸びて肥料成分を吸収しやすい)

追肥位置.jpg

 ○追肥後は肥効をすぐに効かせるために中耕する。

 

 

病害虫防除

 セルトレイ潅注処理殺虫剤(プレバソンフロアブル5、ジュリボフロアブル等)は処理後

   1か月頃には効果がなくなるの で、ほ場での害虫の発生状態を把握して、ジアミド系でな

 い(フェニックス、プレバソン、 ベネビアを除く)薬剤を散布する。
 アブラムシの発生が早いので、アブラムシの防除を行う。モモアカアブラムシは有機リン

 剤、カーバメート剤、合成ピレスロイド剤が効きにくいので注意する。

 

吸汁痕.jpg

写真.しき緑96号のアブラムシ吸汁痕

 

モモアカ.jpg

写真.葉裏のモモアカアブラムシ

 

 降雨後は、黒腐病(細菌病)対策として銅剤の予防散布を行う。

 畑地では水稲後作に比べて菌核病の発生が多いので、活着後に登録殺菌剤を株元へ

   重点的に予防散布する。

 気温が低くなると、ベと病が発生しやすいので、11月から3月に収穫するものは

    必ず着蕾前に登録殺菌剤を予防散布しておく。フォリオゴールドは浸透移行性があり、

    花蕾ベと病に対する予防効果が特に高い。

 

夏秋なす畦差込栽培について

  なす.jpg 

 

 夏秋なすの畦を後片付けせずにそのままブロッコリーを定植している。ともえ、クリア、晩生めの品種がよい。

 

  1.省力的

  畦をそのまま利用するので、後片付けと、ブロッコリーほ場の施肥、耕運、

       畦立てが省力できる。

  2.施肥しなくてよい

    多肥栽培する、なす畦に十分肥料分が残っている上にマルチで雨による流亡が

      ないので基肥、追肥なしで十分ブロッコリーの栽培ができる。

  3.生育が早い

  シルバーマルチで被覆されているため、慣行のマルチ無に比べて低温になり

       やすい。

  大雨や乾燥時でもマルチ畦内は土壌水分が安定していて加湿・過乾燥になり

       にくい。そのため、生育が促進される。

  4.バンカーによる効果

  夏秋なす栽培でソルゴーバンカーを利用していると、防風と天敵温存効果に

      よりブロッコリーでもアブラムシの発生が少ない。 

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