巧妙化するアダルトサイトの不当請求(H24.1)

実際に県消費者情報センターに寄せられた相談をご紹介します。

巧妙化するアダルトサイトの不当請求(H24.1)

2012年4月6日

事例

相談1

 インターネットで芸能人の「新着スクープ映像」を見ようとクリックしたところ、有料アダルトサイトに登録されて、99800円を請求された。(20代女性)

相談2

 無料のアダルト動画を見ようと、画面上の指示に従って携帯電話番号を入力した途端に登録が完了し、3日以内に98000円の登録料の支払を請求する画面になった。支払わずにいたところ突然業者から携帯電話に連絡があり、支払期限を過ぎたので198000円になると言われた。聞かれるまま名前や住所、勤務先の電話番号まで答えてしまったが、支払わないといけないのか。(40代男性)

 

アドバイス

 <相談1>のようにアダルトサイトとは関係のないサイトを見ていた人が、気付かないうちに登録されて請求を受けてしまうケースがあります。芸能・スポーツ情報、懸賞、ギャンブル、占い、ゲーム、アニメその他さまざまなサイトからアダルトサイトに入ってしまったという相談が、数多く寄せられています。ツィッター内のリンクや、QRコードを読み込んだところ有料アダルトサイトに繋がったという相談もありました。また、最近のゲーム機は簡単にインターネットに繋ぐことができることから、携帯電話を持っていない子どもたちにも同様のトラブルに巻き込まれる危険性があり、注意が必要です。
<相談2>のケースは、今までのワンクリック請求とは少し違い、最初に携帯電話番号を入力させる新しい手口です。業者は入力させた番号に電話をかけ、更に個人情報を聞き出して消費者を追い詰め、しつこく請求してきます。
 電子消費者契約法では、最終的な申込みを発信する前に申込内容を再確認でき、内容を訂正できる画面を業者が提供していない場合、消費者がうっかり申込みボタンをクリックしたとしても、その契約は錯誤により無効であるとしています。
 サイト業者は画面上の見えにくい場所に利用規約を載せていることもあります。サイトを利用する前に必ず規約を確認し、少しでも不審だと思ったら先の画面に進むことはやめましょう。
 またサイトによっては、わざわざ登録完了画面上に「退会希望の方はこちらへ」と、電話番号やメールアドレスを提示しているケースもありますが、慌てて業者に連絡をしてはいけません。個人情報を聞き出されたり、不当な請求をされたりすることになりかねません。
 サイトを利用する時は、十分に注意をしましょう。