賞金が貰えるって本当?(H24.11)

実際に県消費者情報センターに寄せられた相談をご紹介します。

賞金が貰えるって本当?(H24.11)

2012年11月22日

事例

相談1

 1億円の賞金を受け取る権利が当たったので、同封のエントリーシートに住所、名前、電話番号を書いて10日以内に送り返すようにという内容のダイレクトメール(以下:DM)が中国から届いた。賞金獲得の為には3,000円の手数料が必要で、クレジットカード、現金の郵送、郵便為替の中から支払方法を選択するようになっている。不審だ。(60歳代男性)

 

相談2

 コンテストで200万円の小切手を受け取る権利が当たった。5,000円の化粧品を申し込めば、優先的に200万円を受け取れるかのように書いてあるDMがスイスから届いた。受け取るには7日以内に返信が必要で、現金と申し込み用紙を返送する封筒が同封されている。返送先の住所を確認するとオランダになっている。信用できるのか。(70歳代女性)

 

アドバイス

 申し込んだ覚えもないのに、突然海外から「賞金が当たった」とか「当選金を受け取る権利が当たった」などと書かれたダイレクトメールが届いたという相談が多く寄せられています。

 相談1では、消費者が支払方法を選択できるようになっています。クレジットカードを選んだ場合、一度だけ申し込むつもりで申し込んだとしても、クレジットカードから何回も引き落とされることがあります。相談2では、賞金が比較的少額で、化粧品を申し込めば、簡単に賞金を受け取れるかのように思われるかもしれませんが、DMには、何のコンテストなのか具体的に書かれておらず、団体の住所や連絡先もはっきりと確認できません。相談1、2とも消費者には、決して返信しないように助言しました。

 返信してしまった方からは、「何十通も同じようなDMが送られてきて困っている」といった相談も寄せられています。最近では、「オーストラリアの国営ロトで10億円当たった。申し込み代金は不要。氏名、住所などを記入し、送り返すようにと書かれたファックスが自宅に届いた」という相談も寄せられています。

 「賞金が確定した」「当選した」などという甘い言葉に惑わされてはいけません。申し込んでもいないのに当選することはありません。決して返信しないようにしましょう。

 また、日本国内で海外宝くじを授受すると、刑法に抵触し、違法性を問われる恐れがあるので、関わらないようにしましょう。