健康食品の送りつけトラブル(H25.10)

実際に県消費者情報センターに寄せられた相談をご紹介します。

健康食品の送りつけトラブル(H25.10)

2013年10月22日

事例

相談1

 「以前あなたから注文を受けた健康食品ができた。代金引換えの宅配便で送るので4万円を用意しておくように」と電話があった。「頼んだ覚えはない。いらない」と断わったが、「忘れたのか。申込時の録音もある」と強引な口調で言われ、電話を切られてしまった。業者の名前も連絡先もわからないが、本当に届いたらどうしたらいいか。(80歳代女性)

相談2

 「健康についてのアンケートです」と電話がかかり質問に答えたら、お礼に健康食品を送ると言われた。お礼と聞いてつい了承したが、トラブルになったら困ると思い、断ろうとして着信履歴に残っていた番号に電話をかけたが、繋がらない。どうしたらいいか。(70歳代女性)

  

回答

  どちらの事例も健康食品の販売に関する相談です。特に事例1は昨年から相談が急増している送りつけ商法によるトラブルで、被害者の多くは高齢の女性です。業務停止命令を受けた業者もあり、最近は相談が減少傾向にありますが、過去に購入したことがある人に、定期購入になっていると再度送りつけるケースもあり、まだまだ注意が必要です。一方的に送ると言われても、覚えがなければきっぱりと断わってください。承諾していないのに送りつけられた場合は、受け取る必要はありません。送り主の業者の名前や連絡先を控え、商品の受取りは拒否しましょう。代金引換の配達で届くケースが多いですが、決して代金は払わないようにし、配達業者に事情を話して持ち帰ってもらいましょう。また、強引な電話で断り切れず承諾してしまった場合でも、契約書面を受け取った日を含め、8日以内であれば、クーリング・オフ(契約の無条件解除)ができます。

 事例2の場合、こうした勧誘は発信専用電話からかかってくることが多く、着信履歴の番号に架け直しても電話が繋がらないという相談がよくあります。商品が不必要な場合は、業者の連絡先を控え受取拒否をし、業者から再度電話が架かってきても、今後は勧誘の電話を架けないよう伝えましょう。送られてくる商品は無料でも、受け取ってしまうとその後の勧誘につながり、「頻繁に勧誘の電話が架かり、カタログやパンフレットが届いて迷惑だ」という苦情も多く寄せられています。トラブルを避けるためには、どちらの事例も電話があった段階で、長話になる前にきっぱり断ることが大事です。