劇場型勧誘による買え買え詐欺に注意しましょう!!(H25.12)

実際に県消費者情報センターに寄せられた相談をご紹介します。

劇場型勧誘による買え買え詐欺に注意しましょう!!(H25.12)

2013年12月20日

事例

相談

  メガソーラー(大規模な太陽光発電)事業をしているというA社の社債購入を勧めるパンフレットが届いた。しばらくして証券会社を名乗るB社から「A社の封筒が届いていないか。A社は将来有望なので社債を購入したいが、封筒が届いた人しか購入できない。お金は当社が支払うのであなたの名前で申し込みをして欲しい。名前さえ貸してくれれば後でお礼をする」と電話があった。信用出来るのか。 (70代男性)

  

回答

  徳島県消費者情報センターに寄せられる相談には、事例のような怪しい社債や未公開株等の儲け話に関する相談が、数年前から増加しています。共通しているのは、立場の違う複数の業者が次々と登場し、それぞれの役を演じて消費者を勧誘する『劇場型勧誘』の手口であり『買え買え詐欺』とも呼ばれています。

 事例の場合、消費者が名義貸しに応じてしまうと「契約者はあなたなのにB社から代金が振り込まれた。名義貸しは犯罪だ。裁判をされたくなければお金を払うように」などとA社から脅されることがあります。
 買え買え詐欺では、「高値で買い取る」「謝礼をする」などと勧誘されますが、消費者が利益を得られたケースは一件も確認されていません。知らない業者から儲け話などの電話が架かってきても、きっぱりと断りましょう。
 最近は、銀行振り込みではなく、直接現金を受け取りに来たり、中身を書籍や陶器等と偽って宅配便で送るよう指示されたりする事例が増えています。
また「あなただけに教える特別な話なので、他の人には絶対に話さないように」と口止めされ、誰にも相談せず業者に言われるまま次々と大金を支払ってしまう事も多く、被害額が高額になっています。
 悪質業者は、社会で話題となっているものや高齢者が興味を持ちそうな事業を投資の対象にして、巧妙に勧誘してきます。最近ではシェールガスやメタンハイドレートなどの新たなエネルギー事業や、2020年に開催が決まった東京五輪の話題を利用した投資詐欺のトラブル事例も報告されています。

 いったんお金を払ってしまうと取り戻すのは非常に困難です。簡単に儲かる話はありません。決して関わらないようにしましょう。