インターネット通販のトラブル急増!(H26.1)

実際に県消費者情報センターに寄せられた相談をご紹介します。

インターネット通販のトラブル急増!(H26.1)

2014年1月23日

事例

相談

  「インターネットで、直営店では売り切れで購入できなかった海外ブランドのバッグを販売している通販サイトを見つけた。通常価格よりも安く送料も無料なので購入することにし、代金はクレジットカード払いを選択した。すぐに注文確認メールが届いたが、支払いを銀行振込に変更してほしいとあった。口座名義人が外国人名になっており不審に思ったが、翌日指定された口座に代金を振り込んだ。しかし商品到着予定日を過ぎてもバッグは届かず、催促のメールを何度も送ったが、返事はない。業者との連絡手段はメールのみで住所も電話番号もわからない。どうしたらよいか」(30代女性)

  

回答

 ここ数年、「代金を振り込んだが商品が届かない」「模倣品が届いた」など、インターネット通販に関するトラブルが急増しています。このようなトラブルは、海外の通販サイトの利用で多発していますが、サイトは日本語で書かれているため、海外事業者の運営サイトであっても、そうとは気付かずに利用してしまうケースがあります。
 最初からだます目的で通販サイトを開いている業者の場合、決済方法は銀行振り込みだけにしていることが多く、代金を払った後は連絡が取れなくなるケースがほとんどです。
 このような被害を未然に防ぐために、購入前に事業者の住所、電話番号、代表者名の記載を確認し、「実在する住所か」「電話が通じるか」などを確認しておきましょう。これらの記載がなく、「連絡手段がメールだけ」「不自然な日本語表記がされている」「クレジットカードが利用できず、支払い方法が屋号を含まない個人名義のみの銀行口座への前払い」となっているサイトでの買物は避けましょう。
 最近は、実在する通販サイトをそのままコピーした偽サイトのトラブルも発生しています。偽サイトを一見して見抜くのは困難です。注文前に店舗の情報をしっかり確認しましょう。また、正規販売価格よりも極端に安い商品は、模倣品の可能性が高く注意が必要です。
 今回の相談の場合は、業者と連絡が取れないので交渉のしようがなく、警察に被害届を出すよう助言しました。インターネット通販は手軽で便利ですが、注文する前に決済方法や返品条件など業者の信用性を十分確認するようにしましょう。