お金をくれるってホント!?~巧妙化するサクラサイト~(H26.6)

実際に県消費者情報センターに寄せられた相談をご紹介します。

お金をくれるってホント!?~巧妙化するサクラサイト~(H26.6)

2014年6月19日

事例

相談

 スマートフォンで「在宅ワーク」を検索していたところ、「悩みを聞くだけで報酬がもらえる」との広告を見つけ、メールを送った。5000万円の報酬をくれるという相手からメールが届き、誘導されたサイトに登録した。相手から「メールのやり取りにはポイントの購入が必要」と言われ、次々にポイントを購入し、1週間で350万円も払ってしまったが、報酬はもらえなかった。(40代女性)

  

回答

 出会い系サイトの被害が後を絶ちませんが、相談の事例は従来型の出会い系サイトとは違います。内職情報サイトや占いサイト、会員制交流サイト(SNS)の副業関連の広告から出会い系サイトに誘導され、出会い目的ではない、いわゆる「サクラサイト商法」の手口で被害に遭ったという相談が、多く寄せられています。

 サクラサイト商法の手口では、サイト業者に雇われた「サクラ」が消費者をサイトに登録するよう誘導し、メール交換をするためのポイントを次々に購入させます。また、報酬を受け取るためには「文字化け解除料」や「パスワード発行費用」が必要などと、さまざまな名目で費用を請求され、短期間で大金をつぎこんでしまうケースもあります。

  途中でやめたいと思っても、払った金額が高額になると、「ここでやめたら丸損になる」という心理が働き、なかなかやめられなくなります。

  トラブルに遭った人の中には、副業サイトや在宅ワークのサイトに登録していると思い込み、自分がサクラサイトに登録させられたことに気付いていない場合も多くあります。

  「お金をあげる」というのは真っ赤なうそです。サイトへの登録やメールのやり取りは絶対にしないでください。また、メールの相手がサクラであることを証明することは難しく、いったんお金を支払ってしまうと取り戻すのは非常に困難です。サクラサイト商法の手口は、ますます巧妙化してきています。絶対に関わらないようにしましょう。