分割払いでエステ契約(H27.2)

実際に県消費者情報センターに寄せられた相談をご紹介します。

分割払いでエステ契約(H27.2)

2015年2月17日

 「美しくなる」「やせる」などがうたい文句のエステティックサービス。契約しても継続して受けてみないと自分に合うかどうか、効果があるかどうかは確認できません。安易に契約してしまうとトラブルに遭う可能性があります。
  消費者情報センターに寄せられた相談件数は、平成22年度に18件、23年度 9件、24年度 10件、25年度 22件、26年度 15件(2月8日現在)となっています。
 相談者は20~30代の女性で、友人に誘われて無料又は低額の体験エステを受け、熱心な勧誘を断り切れずその場で契約する人が多くなっています。1か月1万円の分割払いの信販が多く、借金の意識が低くなりがちです。
 ある20代の女性は、肌診断機を使う販売員から「今後、しみやくすみが出てくる」と不安にさせられ、50万円の美顔コースと化粧品を申し込んだものの、忙しくて通えなくなり中途解約しました。
 エステは、実際に受けてみないと施術内容や自分に合うかどうかを確認できません。美顔や痩身などの効果が表れないばかりか、施術で肌が赤く腫れたり、かゆみや発疹ができたりして、体調を崩すケースもあります。体に異常があれば、エステを中止し、医師の診察を受けるようにしましょう。
  1か月を超える期間で、契約金額が5万円を超えるエステティックサービスは特定商取引法の規制対象となり、法定書面の受領日から8日間はクーリング・オフ(一定期間内の契約無条件解除)ができます。また、エステのために必要だと言われて買った関連商品(化粧品や器具など)も、未使用であればクーリング・オフができます。ただし、必ずしも購入する必要がない推奨商品は対象外となります。
 クーリング・オフ期間を過ぎて中途解約したい場合は、エステ会社に精算を依頼します。精算金の計算方法は、精算金={入会金+(1回当たりの料金×利用回数)+違約金+関連商品代}-既払い金となります。違約金は、2万円又は未使用サービス料金の1割のいずれか低い方となります。
 エステティックサービスは、長期に及ぶ高額な契約となりがちです。契約する場合は、支払い能力を考え、周囲の人に相談するなど慎重にしましょう。